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西川美和 「ゆれる」

2006.12.01 *Fri
ゆれる ゆれる
西川 美和 (2006/06)
ポプラ社

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<あらすじ>
東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟、だが二人は互いを尊敬していた、あの事件が起こるまでは…。監督デビュー作『蛇イチゴ』で映画賞を総ナメにした俊英・西川美和が4年ぶりに挑んだ完全オリジナル作品を、自らが小説化。(Amazonより)


映画館で予告を観て、ぞくっとして、あ、この映画、観てみたいな、と思った作品の監督自身の手によるノベライズ。
タイトル通り、最初から最後までつり橋の上に乗って、右へ左へ、ゆれている感覚が残りました。

何が真実で何が嘘なのか。
何が正しく何が間違っていたのか。
稔の本心は・・・猛の本心は・・・。

故郷を長い間離れていたカメラマンの弟、猛と、家の商売を継いだ真面目すぎるほど実直で不器用な兄、稔。
母の法事で久しぶりに再会したこの対照的な兄弟が直面した幼なじみの女性、智恵子の死。
それをきっかけに二人の関係はぐらぐらとゆれてくずれてゆく。

正直難しかったです。
どちらの心情も理解できるような理解できないような
水際で息苦しくもがいている、そんな感じです。
愛情と憎しみは紙一重、人の気持ちって理屈ではわかっていてもそんな上手くはコントロールできないんですよね。
最後の最後、引き返せないところではいつも素直になれるのに・・・。

最後はどうなったんでしょうか。
映画を観るともっとはっきりどちらの道を選ぶのか、わかるのでしょうか。
でも、やっぱり、思いました。彼は「バスに乗った」のだと。

お薦め度:★★★☆☆

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COMMENT

お邪魔します
こんにちは。クローズド・ノートで以前お邪魔しました・。
私もこの本最近読みました。
映画観てみたいですよね・・。
兄はあれからどうしたのでしょうね。
できれば関係を修復して欲しいですよね。
TBさせていただきました。
2006/12/19(火) 10:22:58 | URL | みみこ #mQop/nM. [Edit
>みみこさん
お返事がおそくなりすみません!
コメント&TB有難うございました。
(TBの方がうまく反映されなかったようで申し訳ないです。)

映画がキネマ旬報の2006年の邦画第2位に入っていましたね。DVD出ていたら観てみたいですよね。
修復には長い年月がかかるかもしれませんが
いつかまた二人で顔を合わせる日が来るといいですね。

2007/01/10(水) 15:55:22 | URL | Spica #YAj0RVgU [Edit
水際で苦しくもがいてるって感じわかります!
私も読みながら押しつぶされそうな感じがしてました。
映画ではラストが・・ってありそうな気もするし、
ノベライズだからあそこで終わってるような気もするし・・。
いつかは二人の関係は修復されるって信じたいです!
2007/05/03(木) 13:51:06 | URL | june #- [Edit
>juneさん
やっぱり映画のラスト気になりますよね~~
ふたりの演技もすっごく観たいですし。
兄弟の絆って深くて切っても切れないものでしょうから
いつかは・・・って信じたいですね。
2007/05/04(金) 13:27:04 | URL | Spica #YAj0RVgU [Edit

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ゆれる    著  西川美和東京でカメラマンとして活躍する弟。実家とは長い間疎遠になっていたが母親の一周忌に久しぶりに帰郷する。実家は家業のガソリンスタンドを父親と兄が経営している。性格が違う兄
2007/01/12(金) 23:52:36 | ちょっとお話 [Del
ゆれる高所恐怖症です。特に橋が苦手で、その中でもつり橋は恐くて怖くて生理的に受け付けません。だからこの表紙は見てるだけで怖くって・・。それにつり橋だけじゃなくて、その先に口をあけている闇も恐ろしいのです。でもオダジョー主演映画のノベライズということで....
2007/05/03(木) 13:51:14 | 本のある生活 [Del


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