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2010年5月に読んだ本 (読書メーター)

2010.06.08 *Tue
5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1989ページ

うさこちゃんのてがみ(4才からのうさこちゃんの絵本セット1)うさこちゃんのてがみ(4才からのうさこちゃんの絵本セット1)
キャンプに行ったうさこちゃんが家族に一生懸命お手紙を書きます。詩のように可愛らしいお手紙にほっこり。泳いだり電車ごっこしたり、ごはんがとても美味しく感じたり。とても楽しんでいる様子がよく描かれていて読んでいて、自分がうさこちゃんから手紙をもらった気分になりました。
読了日:05月28日 著者:ディック ブルーナ
うさこちゃんときゃらめる(4才からのうさこちゃんの絵本セット2)うさこちゃんときゃらめる(4才からのうさこちゃんの絵本セット2)
うさこちゃん衝撃の一冊!と教えていただいた作品。確かに衝撃的でした。まさかうさこちゃんが・・・? 賛否両論ありそうですね。悪いことは悪い、と教えることは大事ですが、何だか教育ビデオを見ているような感じも受けました。やっぱりうさこちゃんには夢のある可愛い女の子でいてほしいな、と思いました。
読了日:05月28日 著者:Dick Bruna
詩歌の待ち伏せ〈1〉 (文春文庫)詩歌の待ち伏せ〈1〉 (文春文庫)
まるで穏やかな日差しの降り注ぐ午後に、心地よい授業を受けているような気持ちになります。北村先生の紡ぎ出す言葉のひとつひとつが、自分たちが普段当たり前のように用いている日本語の美しさを教えてくれました。海外の詩も翻訳次第で、全く違ったものになるんですね。今まであまりにも詩歌から離れて過ごしてきてしまったけれど、詩歌の持つ深みに今後は少しでも多く触れていきたいと思いました。
読了日:05月28日 著者:北村 薫
百年の家 (講談社の翻訳絵本)百年の家 (講談社の翻訳絵本)
『ラストリゾート』と同じタッグの作絵による絵本。廃屋となっていた古い家が再び息を吹き返す。その家と、家とともに歴史を刻んだ人々の1900年からの百年におよぶ歳月が描かれています。インノチェンティの細密な絵が、ずっと同じ視点からの景観をとても濃密なものにしています。時の移ろい。生と死。喜びと悲しみ。生きてゆくことの素晴らしさを伝えてくれる一冊。自分も空からじっと移ろい行く百年を見守って来た気持ちになります。
読了日:05月21日 著者:J.パトリック・ルイス,ロベルト・インノチェンティ
キケンキケン
電気工科大学の研究部という、一見とても真面目そうな男子サークル集団が巻き起こす、限界ぎりぎりの危ない活動物語。「!!!」マークが多発する会話の勢いに慄きながらも、好きなことに仲間と一緒に熱くなれる彼らがとても眩しかったです。永遠にそこにとどまり続けたいような居心地のいい居場所。でも時間は無情に過ぎていく。振り返るとあんなに身近だったところが遠い遠い手が届かないところにいってしまっていて。でも失ったわけじゃないんですよね。ずーっと皆の心の中で生き続けてる。またいつか会える。いつでも会える。
読了日:05月21日 著者:有川 浩
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
演奏が終わりを迎える寂しさと人生における寂寥感が重なりました。人生への音楽の関わり方の様々な形。名声を手に入れたものにしかわからない愛の選択。皮肉まじりの悲喜劇。才能を持ったが故の絶望。切なくも心地よい音楽が聞こえてくる一冊でした。時折交じる不協和音の奏でる哀切も美しかったです。音楽は何年たっても心の奥深くにずっと流れているんだな、と感じました。
読了日:05月18日 著者:カズオ・イシグロ
魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園
白と黒の繊細な濃淡によって描かれた絵は優しい丸みを持った深みのある絵。柔らかいのに、背筋をぞくっとさせられるような怖さも持っていてページの奥に惹きこまれました。ちょっと怖いけどあの庭園に迷い込んでみたいです。★★★★☆
読了日:05月18日 著者:クリス・ヴァン オールズバーグ
コロヨシ!!コロヨシ!!
限りなく生活感が滲み出る「掃除」がテーマなのに全くの別世界に連れて行かれました。掃除をスポーツにしちゃうなんて、いったいどうやったら思いつくんでしょう!三崎ワールド全開です。青春スポーツものかと思いきや後半になるにつれ、国を揺るがすほど大きな風に巻き込まれていきます。自由のために舞い続けてきたのに、いつしか大人の思惑の渦の中にいる自分との葛藤。彼の手に握られた長物はこれからどんな風を切っていくのでしょう。これからも遠くから彼らを見守って行きたい思いが残りました。
読了日:05月18日 著者:三崎 亜記
難民探偵 (100周年書き下ろし)難民探偵 (100周年書き下ろし)
気づけばもう半分以上読み終えているのにまだ事件は始まらず、ひたすら登場人物たちの引き合いが続いていました。会話だけでここまで読ませるとは。謎解き自体はもはやおまけといっても過言ではない感じ。根岸の奇想天外っぷり。何を考えてるかわからない叔父。濃いですね~。内容が無いようでいて、変な会話の中にしっかり問題提起がされていたりして。就職難民である証子が、へんてこりんな探偵もどきに振り回されながらも、自分の進もうとする道を少しずつ見つけていくのが良かったです。ラストの急加速がちょっと残念。続編に期待です。★x3
読了日:05月14日 著者:西尾 維新
八日目の蝉八日目の蝉
八日目の蝉になってしまったとき、どう生きていけばいいのか。いろいろな母親のかたち、愛情のかたち、憎しみの形を見せられました。それは決して透き通った美しいものばかりではなかったけれど、こうも強い愛情があるのかと惹きこまれました。常識的に考えれば許されないことなのに、誰も憎むことができなくて。読み終わったときにはそれぞれの不器用さが愛おしくも思えるくらいでした。いつか二人が見つめる瀬戸内の海の煌めきが交わることがありますように。★★★★☆
読了日:05月14日 著者:角田 光代

読書メーター


++++++++++++++++++

読書メーターで教えていただいたうさこちゃん衝撃の一冊!は本当にびっくりでした。
何もうさこちゃんに○○させなくても。。。とちょっと悲しくもなりますが、人気のキャラだけに子どもへの影響も強いから教育的にも必要よ、ということなのでしょうかね~。むむ。

『八日目の蝉』はドラマを見始めて慌てて読んだのですが「母」という存在について考えさせれる一冊でした。

『コロヨシ!!』は三崎さんのスポーツもの!といってもやっぱり一筋縄ではいかないところが面白いです。
だって掃除がスポーツになっちゃうんですよ。うちもちゃちゃっと長物振りまわして掃除してくれないかな(笑)。

『夜想曲集』は切なくも美しい音色が聴こえてきこうな物語たちばかり。

そして『詩歌の待ち伏せ1』。言葉のもつ美しさや奥深さを実感すると同時に、知らない言葉や物語があまりに膨大で愕然としてしまいました。
人生という限られた時間の中でどこまで触れることができるのかなぁ。

もうすぐ梅雨の季節ですね。
雨の音を聴きながら静かに読書できる時間を増やしたいものです。

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