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2009年8月の読書記録(読書メーター)

2009.09.02 *Wed
今月は面白い本、良作揃いで充実した読書ができました。
米澤さんの小市民シリーズも古典シリーズも面白かったですし、ウルフの「灯台へ」、リースの「サルガッソー」は素晴らしかったです。
有川さんの「植物図鑑」に胸きゅん!「やんごとなき読者」で更に読書が好きになり、「街の灯」で新たな楽しみを発見できました。
ベッキーさんシリーズの続編がはやく読みたい今日この頃です。
あとウルフの他の作品にも興味があります。
いつかどこかに篭ってサッカレーの「虚栄の市」も読破したいものです。
++++++++++++++++++++++++

matome_gimage_200908.jpg

8月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3513ページ

街の灯 (文春文庫)街の灯 (文春文庫)
とても面白かったです。常に冷静沈着、核心に一番近いところにいながらも控えめなベッキーさんが魅力的。英子お嬢様はその純粋培養された目で真っ直ぐに物事を見ることで謎を解いていく。二人のバランスが良いです。時代設定や上流階級という舞台もあってか、同じ北村さんの円紫師匠シリーズよりも日常でありながら非日常な感じがあってドキドキ感もありました。「虚栄の市」は書名がたくさん出てきてたまりません。「街の灯」は桐原家の道子さんの良家の子女であるゆえの諦めを受け入れた強さ、寂しさと冷徹さがとても印象に残りました。★★★★☆
読了日:08月31日 著者:北村 薫


ガラスの仮面 44 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 44 (花とゆめCOMICS)
紫織さんが速水さんのマヤへの思いに気づいたのと、亜弓さんの事故などちょっと進展があったかな。ここまできたら最後までついていきます。でもこのペースだと最終巻が出たときには最終巻の巻数は確実に私の年齢を超えているだろうなぁ。一巻を手にしたときにはこの歳になってもまだガラスの仮面を読んでるなんて思わなかったです~。
読了日:08月30日 著者:美内 すずえ


わたしのワンピースわたしのワンピース
前から気になっていたのですが、今回美術館で原画をみてやっと手に取りました。真っ白なワンピースが次々に季節や自然の美しい模様に変わっていく。可愛らしく夢のあるお話。ワンピースを着たがるお嬢ちゃんが増えそうですね。★★★★☆
読了日:08月28日 著者:にしまき かやこ


ジョットという名の少年―羊がかなえてくれた夢ジョットという名の少年―羊がかなえてくれた夢
美術館で、ルーベンスの三連祭壇画のような体裁で描かれているこちらのイメージ原画を目にして思わず釘付けになり、絵本を手に取りました。イタリアの画家ジョット。羊飼いだった彼が絵に魅了され、画家としての一歩を踏み出すまでを、これまた目を惹きつけられる幻想的でいて温かな絵で描いてあって素敵でした。★★★★☆
読了日:08月28日 著者:パオロ グアルニエーリ,石鍋 真澄


六月の夜と昼のあわいに六月の夜と昼のあわいに
各篇ごとに杉本氏の詩と様々な画家の絵で飾られていて、それが物語と合わさって何とも言い難い独特の雰囲気を作り出していて素敵。「 」で括られた会話文がほとんどなく、聴覚や視覚、そして想像力を大いに働かせてくれる。映像のような音楽のような、妖しい夢の世界を流れているようでした。詩と絵と物語に明瞭な調和は無いといってもいい感じなのですが、そのいくらでも深みがありそうな曖昧さがより浮世離れした世界に連れて行ってくれます。「Y字路の事件」「窯変・田久保順子」「翳りゆく部屋」「コンパートメントにて」が好き。★★★☆☆
読了日:08月28日 著者:恩田 陸,杉本 秀太郎


やんごとなき読者やんごとなき読者
「本は暇つぶしなんかじゃないわ。別の人生、別の世界を知るためのものよ。」 読書の喜びに目覚めた女王に戸惑う臣民たち。まるで女王が国民に分かりやすく話しかけているかのようにやさしい言葉で書かれていて本当に読みやすい。女王という地位にあるために思うように読書ができない彼女が辿り着いた道。寂しいけれど、一本の真っ直ぐな道を歩み続ける女王が素敵でした。だから読書はやめられない!と思える一冊でした。★★★★★
読了日:08月27日 著者:アラン ベネット


パラドックス13パラドックス13
★★★☆☆ 目を覚ますと世界から人が消えていた・・・。過酷な状況ながらも、息をつかせない展開と会話が中心なのであっという間にすいすい読めました。生きていく希望や目標が見出せない中、過酷な環境で生きていく気力を持つことの難しさを感じました。ラストの展開はエンターテイメント作品としてはいいと思うのですが、描写が不十分で消化不良気味。せめて一ヶ月後のパラドックスの影響が明らかになる日まで描いて欲しかったです。
読了日:08月24日 著者:東野 圭吾


「王様のブランチ」のブックガイド200 (小学館101新書 33)「王様のブランチ」のブックガイド200 (小学館101新書 33)
読んでなくても書店で見かけたことある本が多いので、取り入れやすいかも。既読本についても松田さんがTVの画面を通して視聴者に分かりやすく伝えるために簡潔にまとめてあって、なるほど、感想文の基本だな、なんて納得しながら楽しめました。ブランチメンバーの読書環境を知ることもできて面白かったです。
読了日:08月24日 著者:松田 哲夫


植物図鑑植物図鑑
ヘクソカズラで笑って、ノビルでどきどきして、ノイチゴで甘さどっぷり。ハナミズキに泣かされて、最後にまたヘクソカズラで泣き笑い。四季のある国ならではの時の移ろいと恋の移ろいが重なって、道端にある草花を目にするたびに思い出しそうです。川端康成の言葉通りの魔法に見事にかかった感じです。 甘くも苦い、すぐそこに生えている普段は名前も覚えてもらえない草花のような物語。道草してみたくなります。★★★★☆ 
読了日:08月18日 著者:有川 浩


灯台へ/サルガッソーの広い海(世界文学全集2-01)灯台へ/サルガッソーの広い海(世界文学全集2-01)
素晴らしい一冊。「灯台へ」心打たれました。小説でありながら人生の哲学書のようであり、幾年にも渡って描き継がれた一枚の絵画を観ているようでもありました。どのページをめくっても美しい。ジェインエアのバーサに視点を当てた「サルガッソー…」にも驚きを覚えました。西インド諸島出身の著者の思いがバーサに重なります。今までと全く違った視点でジェインエアに向き合う楽しみを増やしてくれる。両作品とも女性作家ならではの筆致を堪能しました。★★★★★
読了日:08月14日 著者:ヴァージニア・ウルフ,ジーン・リース


のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
ミルヒーとのだめコンビがいい味出してました〜。とはいえ彼女がどこに向かうのか、ますます分からなくなってきました。
読了日:08月13日 著者:二ノ宮 知子


秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
二人が絡まないのが焦れったくて焦れったくて。でもここまで来ると二人の再会に何が起こるのかと怖くもあり…。うーむ、狼さん恐るべし!まだまだあなたを甘く見ていました。絶対敵に回したくありません!ダークながらも小佐内さんの歯に衣を着せないセリフに感動すら覚えてしまいました。二人が小市民の星を掴む日って来るのでしょうか。卒業まで半年、続きが気になります。★★★★☆
読了日:08月13日 著者:米澤 穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
いきなり小鳩君、小佐内さん双方に別々の恋人ができるという波乱とトキメキの幕開けでテンション上がります!寂しくも二人の直接の絡みがないまま下巻突入で期待が高まります。
読了日:08月12日 著者:米澤 穂信


クドリャフカの順番 (角川文庫 よ 23-3)クドリャフカの順番 (角川文庫 よ 23-3)
今回は順々に視点が変わって面白かったです。省エネモットーのホータロー。楽しむことにとことんこだわる里志。テンションが余りに違う二人の会話が小気味いい。伊原さんの内面も垣間見え、そしてもちろん好奇心の爆弾、千反田さんの「私、気になります」発言も登場。前2作に比べて、一番するするっと読めました。文化祭のお祭り気分でうきうきした雰囲気だったからでしょうか。どんどん4人が個性を出してきて、それが良い感じに作用し始めた気がします。今後の彼らの活躍も楽しみです。★★★★☆
読了日:08月03日 著者:米澤 穂信

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