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2009年7月の読書記録(読書メーター)

2009.08.03 *Mon
7月の読書メーター(まとめ)
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3423ページ

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
冒頭から謎のチャット。これは誰?なんなの?と惹きつけられました。映画のラストを短い映像から、あーだこーだと皆で推理するという、一見すると可愛らしいミステリーなのですが、やっぱり普通には終わりませんね。「お前は疑わないな。自分を。」 ちゃんと自分自身を受け入れて信じてみること。ホータローの気持ちを動かした入須先輩って素敵だわ~。なんて感動していたら、そんなことで終わるわけがないところがやっぱり米澤さん。ツワモノぞろいばかりですねぇ!★★★☆☆
読了日:07月30日 著者:米澤 穂信
まいごのアンガス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)まいごのアンガス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
「おなじみ」「あたりまえ」のことがいかに大切か、帰る場所、いつも待っていてくれる人がいることの大切さをほんわか感じさせてくれるかわいい作品。好奇心や冒険心は大事だけど、やっぱり帰る場所があって出ていくのと、そうじゃない場合って、気持ちがぜんぜん違いますよね。★★★★☆
読了日:07月29日 著者:マージョリー・フラック
Story Seller (新潮文庫)Story Seller (新潮文庫)
ずばり表紙に「面白いお話、売ります。」と。売られた喧嘩を買うような気持ちで挑みましたが、負けました。確かに短編なのに長編のような読みごたえ。贅沢な一冊です。伊坂さんは相変わらずだし、近藤さんで駆け抜けて、有川さんの話に胸を痛くして。米澤さんは玉野五十鈴の話だからハズレなし。佐藤さんの独特な雰囲気に呑まれ、道尾さんでちょっと一息をつき、本多さんで幕を閉じる。ずっと気になっていてまだ読んでいなかった作家さんもいたので次の指標ができて良かったです。★★★★☆
読了日:07月28日 著者:
儚い羊たちの祝宴儚い羊たちの祝宴
名家と「バベルの会」が共通点の5つの物語。静粛で厳かな雰囲気が全編を通して流れており、ひとつの長編を読んだ感じです。全て読み終わったときに各タイトルの意味を納得。語り手の女性の覗いてはいけない影の部分を見てしまったときの衝撃が大きい。名家に生まれた/仕えた人達の抑圧された思いは計り知れないほど心の闇に深く根付いていて、自分でどう処理していくか、もしくはその闇に押しつぶされてしまうのか、とても巧みに物語に組み込まれていて圧倒されました。★★★★☆
読了日:07月27日 著者:米澤 穂信
夢みるピーターの七つの冒険 (中公文庫)夢みるピーターの七つの冒険 (中公文庫)
「贖罪」のイアン・マキューアンの書いた児童文学。冒険!といっても、ここに出てくるのは、人形、ネコ、クリーム、いじめっ子、どろぼう、赤ちゃん、大人、の七つ。いったいこの7つからどんな冒険が待ってるっていうの?!という感じですが、それはそれは様々な冒険が待っていたわけで。子どもが創り出す力の偉大さ、子供の持つ想像力は大人の持つそれとは明らかに違うと強く実感させられました。想像力の幅は違えども、かつては自分も確かにピーターだったのに!★★★★☆
読了日:07月26日 著者:イアン マキューアン
ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)
★★★★★ 「きみ、よくみていたまえ!」 ちっちゃな赤いらいおん君が椅子を持ち上げるシーン。それ体操なの?と突っ込みを入れたくなる体操シーン。全てが可愛くて可愛くて大笑い。幸せな気分になれます。世界一弱虫なラチがらいおんと出逢って強くなっていきます。もちろんその先には別れが待っていて。らいおんくん、世界中のこどもたちに会いにいってあげてね!(ついでに私のところにも!)
読了日:07月20日 著者:マレーク・ベロニカ,とくなが やすもと
ほんとうに読みたい本が見つかった!―4つのキーワードで読む児童文学の現在セレクト56ほんとうに読みたい本が見つかった!―4つのキーワードで読む児童文学の現在セレクト56
海外翻訳本に絞られています。神宮輝夫先生訳のものを多く収録。児童文学といっても、割合的にはYA対象のものが多め。知らない作品がいっぱいでした。結構重いテーマを持つものも多く、大人が読んでも読み応えのありそうな作品が多いかも。自分はもっと王道なものをまず読まないと、という感じです。4つのキーワードというのが、風・火・土・水 なのですが、なんか曖昧で違う分け方の方がいいのでは・・・と思いました。
読了日:07月19日 著者:上原 里佳・神戸万知・鈴木宏枝・横田順子
宵山万華鏡宵山万華鏡
★★★★★祇園祭の宵山の一夜を舞台にした六篇の連作短編集。一つ一つの物語が異なる色を持っていて、六つの色が織り交ざって造り出された色が本当に綺麗。きっと遠い京の宵山の夕暮れの空の色は今、こんな色をしてるんじゃないかなぁと思いを巡らせたり・・・。万華鏡の玉を覗いた世界に迷い込み、夢と現実の境界線の無い、妖しくも可笑しく、切なくも温かい宵山の夜。あぁ、読み終わるのが寂しい。祭りの終わりに感じる寂しさを感じてしまいました。毎年、宵山に合わせて手に取りたい。万華鏡のようにその都度違った世界を見せてくれそうです。
読了日:07月16日 著者:森見登美彦
百鬼夜行抄 18 (ソノラマコミックス 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)百鬼夜行抄 18 (ソノラマコミックス 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
今回は時の流れ、登場人物たちの変化をいつになく感じました。いつもゆったり時が止まったように感じていたのに・・・少しずつの変化がここに来てこんなに大きくなっていたのに気づかされた感じ。いつも2回は読み返して理解したりするのですが、今回は結構すんなり入れました。良かったです。
読了日:07月15日 著者:今 市子
訪問者訪問者
人里離れた湖の傍に佇む洋館。そこに集う名家の兄弟たち。そこに訪れる数人の訪問者たち。崖崩れで閉ざされた空間。謎の死。誰が真実を知り誰が嘘をついているのか。訪問者が現れるたびに明らかになる事実。くつがえる推理。クリスティの様な王道な設定。「木曜組曲」のように登場人物たちの細かい会話にひきこまれ、すっかり私も彼らの一員となって会話に参加してました。全てが明らかになった後、最初から読み返してみると更に面白いかもしれませんね。★★★☆☆
読了日:07月14日 著者:恩田 陸
f植物園の巣穴f植物園の巣穴
夢か現か、化かしているのか化かされているのか。妖しく美しい日本語の調べに誘われて覗いてはいけない世界を覗いてしまったような、恐ろしくも心地よい不思議な世界でした。後半に進むにつれ、彼と同様、私自身の記憶もとても曖昧な気がしてきて、虚ろな暗い闇の中に落ちるような不安を覚えました。自分の記憶を辿る旅は、かけがえのない人生を辿る旅であり、彼にとって大きな傷を治す必要な旅だったのですね。最後は目頭が熱くなりました。★★★★☆
読了日:07月14日 著者:梨木 香歩
世界一の美女になるダイエット世界一の美女になるダイエット
分かっていてもなかなか実践できていないことの再確認に丁度良いです。美しさは化粧品からではなく内側からなのだということをシンプル且つ明瞭に教えてくれます。手元においておきます!
読了日:07月07日 著者:エリカ アンギャル
幻影の書幻影の書
これは実はフィクションに似せた彼の実話の独白なのでは、と思わせられるほどの精密さ。彼の綴る言葉こそ、サイレント映画と同じく、詩のようであり夢を表したようであり、その入り組んだ構造の中で見事に踊らされました。じっくり、静かにひとつひとつの言葉を噛み締めながら時間をかけて読み返したいと思いました。最後の一行が切なくも明るい。ヘクター・マンの幻の名作「マーティン・フロストの内なる人生」を是非観たいです。★★★★★ 
読了日:07月06日 著者:ポール・オースター
アンガスとねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)アンガスとねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
★★★★★ 色使いが似てる!と思ったら「ウィリアムのこねこ」と同じ作家さんだったんですね。きっと誰もが目にしたことがある愛らしいアンガス。文章と絵と余白と色使い、全てが調和していて素敵です。癒されました~。
読了日:07月04日 著者:マージョリー・フラック
エリザベスは本の虫エリザベスは本の虫
★★★★★ う~ん、羨ましい!彼女の手にはいついかなるときも本があって。本以外は興味なし!といえどもしっかり美容体操を欠かさないあたり(もちろん本を読みながら)可愛いです。気づけば本の山、山、山。エリザベスが迷わずとった行動に心が打たれます。読書は1人で楽しむものでもあり、その感動を大勢と共有しより幸せになるものでもあり。本好きはもちろん、これから本を読み始める子どもにも是非読み聞かせたい一冊です。
読了日:07月04日 著者:サラ スチュワート
告白告白
★★★★☆ 読み始めるのが正直怖かったのですが、読み始めたら一気読みでした。第1章の独白があまりに秀逸だったので、これ以上の衝撃はないと思っていましたが、最終章は予想とは違った意味で更なる衝撃でした。肯定される殺人の是非や、思春期の危うい少年少女の心、親の気持ち、共感できるようでそれを認めたくない自分がいたりして。永遠に切れることの無い負の連鎖。誰もが自分は正気を保っていると思っているところが一番怖かったですね。
読了日:07月01日 著者:湊 かなえ

読書メーター


++++++++++++++++++++
今月は充実してました~。
面白い本との出会いが多かったです♪

ずーっと予約待ちだった「告白」の衝撃。
ポール・オースターの重厚さ。
「f植物園の巣穴」と「宵山万華鏡」の浮世離れした世界。
米澤さんの新たな魅力発見の「儚い羊たちの祝宴」。

絵本のラチも可愛かったし、「エリザベスは本の虫」は本好きにはたまらないです。
イアン・マキューアンの唯一の児童文学も素敵でした♪


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