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森見登美彦 「宵山万華鏡」

2009.07.18 *Sat
宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見登美彦

商品詳細を見る


【内容】(「BOOK」データベースより)
祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと「大切な人」を失ってしまう―。幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。



「宵山姉妹」  祇園祭・宵山。幼い姉妹は祭りの賑やかさに誘われて雑踏の中へ。ふと気づくと姉が消えていた・・・。

「宵山金魚」  超金魚を育てた不思議な友人・乙川に宵山を案内してもらうはずだった俺。いつのまにか彼とはぐれ、気づくと祇園祭司令部特別警備隊に捕らえられどこかへ連れていかれるのだが・・・。

「宵山劇場」  ひょんなことから偽祇園祭という大舞台を造り上げなくてはならなくなった小長井たち。どんどんエスカレートしていくヘンテコリンな企画に振り回され・・・。

「宵山回廊」  宵山の一日を繰り返してると言う叔父。15年前の従姉妹の失踪が鍵を握っているのか・・・。

「宵山迷宮」  画廊を営む柳は、宵山の一日を繰り返していることに気づく。いったい何故?

「宵山万華鏡」  祇園祭・宵山。幼い姉妹は祭りの賑やかさに誘われて雑踏の中へ。妹を見失った姉が辿り着いた先は・・・。

+++++++++++++++++++++++

祇園祭の宵山の一夜を舞台にした六篇の連作短編集。
一つ一つの物語がそれぞれ異なる色を持っていて、
六つの色が織り交ざって造り出された色が本当に綺麗。
きっと遠い京の宵山の夕暮れの空の色は今、こんな色をしてるんじゃないかなぁと思いを巡らせたり・・・。

万華鏡の玉を覗いた世界に迷い込み、夢と現実の境界線の無い、
妖しくも可笑しく、切なくも温かい宵山の夜。

あぁ、読み終わるのが寂しい。

祭りの終わりに感じる寂しさを感じてしまいました。
毎年、宵山に合わせてに手に取りたい。万華鏡のようにその都度違った世界を見せてくれそうです。


祇園祭にはいろいろなルールがある by乙川
ということで、祇園未体験の私は、是非とも乙川くんに案内してもらいたい。
まかれていまうかもしれませんが、それこそ好都合。
ルールを破って司令部に捕まえにきてもらおうじゃないですか。

森見さんの作品を読むたびに本を片手にその舞台へ駆けつけたくなるのですが、
これまた一段とその思いが募る作品でした。いつか実現したいものです。

お気に入り度:★★★★★
(2009年7月16日 宵山に合わせて読了)

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COMMENT (6)  TRACKBACK (3)  EDIT | 

COMMENT

こんはんは。
宵山に紛れ込んでみたいですよね~。現実の宵山もそうだし、偽宵山もたのしそう!ぐるぐる迷って抜け出せないかもしれませんが(^_^;)
『夜は短し~』の学祭の裏話や、超金魚など楽しい要素満載でした。
2009/08/05(水) 21:56:24 | URL | エビノート #- [Edit
>エビノートさん
エビノートさん、こんばんは~。
TBありがとうございます。
確かに帰ってこれなそうでちょっと怖いですが(^^;、
偽宵山、行ってみたいですね~~。
偏屈王のくだりは「夜短し」ファンには嬉しかったですね♪
2009/08/05(水) 23:29:01 | URL | * Spica * #- [Edit
私もこれを読んで「京都に行きたい!」と心から思いました。
宵山はなんだか恐ろしくもあるんですが、足を踏み入れずにはいられない魅力がありました。
偽宵山もいいですよね~。ここまで大がかりにだまされるなら・・本望です(笑)。偽宵山の世界に翻弄されたいです。
2009/11/04(水) 19:10:00 | URL | june #- [Edit
>juneさん
juneさん、こんばんは。
宵山の夜に是非京都を一度訪れたい!と思っちゃいますよね~。
本を片手に歩いていれば何かが待っていてくれそうな気が・・・(笑)
季節や地域に根付いた物語は心くすぐられます。
自分の周りの小さな街の行事にも前よりちょっと関心を持つようになりました~。
2009/11/04(水) 23:04:42 | URL | * Spica * #YAj0RVgU [Edit
初めまして。エピノートさんのブログから辿って伺いました。
森見さんの本を読むと京都へ行きたくなってしまいますね。案内は乙川くん?どんな京都に出会うことやら(笑)楽しそうです。
森見さんの見せてくれた6つの世界、素敵でした。
TBさせて頂きます。
2010/01/31(日) 23:09:59 | URL | 雪芽 #6facQlv. [Edit
>雪芽さんへ
雪芽さん、はじめまして!
コメント&TB、ありがとうございます(^^)
キラキラした不思議で綺麗なものがたりでしたね。
京都熱、森見さんの本を読むとぐぐぐん!と上がりますよね~。
ちょっと怖い気もしますが、やっぱり案内は乙川君で。
2010/02/01(月) 20:56:28 | URL | * Spica * #- [Edit

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2009/08/05(水) 21:28:15 | まったり読書日記 [Del
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 森見さんの『宵山万華鏡』が出たのは昨年7月、京都祇園祭の頃だった。本を手に取ってみると、動かすたびに角度によってキラキラと光ってみせる。これは面白いと、迷わず買う。7月の夜をともに過ごすはずだった。気がつけばキラキラと雪が光るいまは冬。そんなこ...
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