This Archive : 2010年03月

スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT | 

大島真理 『司書はときどき魔女になる』

2010.03.31 *Wed
司書はときどき魔女になる司書はときどき魔女になる
(2006/04)
大島 真理

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
司書は“天職”という図書館司書の仕事とその魅力。仕事の周辺から本や映画にまつわるエピソードの数々を静かに語る。



司書であり大学講師でもある大島さんの図書館や本にまつわるエッセイ第二弾。

前作は図書館業務の基本などを織り交ぜたものが多かったのですが、今回は前作よりも一歩奥に踏み込んだ感じの内容が多かったように思います。
日々の出来事というより、そこから学んだこと、そして伝えたいこと、彼女の図書館や司書、働く女性に対する強い思いを感じました。

本の紹介や、映画の紹介も挟まれていて、まだまだ読んでいない本がたくさんあるなぁと実感。
司書の登場する映画なども紹介されています。
本や図書館にまつわるエッセイは読んでいてわくわくしてきますね。

お気に入り度:★★★☆☆  (2010年3月16日読了)

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ 人気ブログランキングへblogram投票ボタン

スポンサーサイト
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

【絵本】 『よあけ』 ユリー・シュルヴィッツ

2010.03.30 *Tue
よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1977/06/01)
ユリー・シュルヴィッツ

商品詳細を見る

【内容】
静まり返った夜明け前の湖のほとり。と一瞬さざ波が立ち、すべてが動きだす。コールデコット賞受賞作家が、時の推移と音の世界を絵で再現した美しい絵本。(Amazonより)

読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から


深い緑と群青の薄闇にうっすらと山の稜線が浮かんできて、
少しずつ少しずつ淡い色合いに景色がそまっていく。
湖に反射する光の使い方が本当に素晴らしい。

静かに動き出す生命たち。
ボートを漕ぎだす老人と少年。

最初のページから最後のページまで、とても静かなのに、とても動的。
まるで映画のワンシーンを見ているように絵がゆるやかに動いて見えて驚きました。

どうしたらこんなに力強くて、そして柔らかい絵が描けるのでしょう。
素晴らしいです。

文の訳も、低く穏やかな声が聞こえてきそうなほど、心に入り込んできました。

お気に入り度:★★★★★ (2010年3月26日読了)

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ 人気ブログランキングへblogram投票ボタン

COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

紺野キリフキ 『ツクツク図書館』

2010.03.29 *Mon
ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02)
紺野 キリフキ

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
つまらない本しか置いてない、ツクツク図書館。職員も建物もへんてこぞろい。弱気な館長、運び屋、語学屋、戻し屋ちゃん…そこにある秋、ひとりの着ぶくれ女がやってきた。女は働かないで、わがまま放題。だけど、図書館にある“伝説の本”の話を聞いて…?奇妙でかわいくってクセになる。キリフキワールド、いざ、開幕。



つまらない本しか置いていない不思議な図書館。
洋館を改造したこの図書館には、不思議な小部屋がいっぱい。

夜の押入の部屋とか、ねじの部屋とか、

ここでは不思議な職種の人たちが働いています。
語学屋に戻し屋に運び屋に何ともシャキッとしない館長。
新入りの女性の仕事はただ本を読むこと。


感動とは無縁の作品ですが、優しかった昔の飼い主のために本を読むギィの話は心にきゅっときます。
「足跡のしおり」も何とも可愛いのです。

とにもかくにも変な人がまきおこす変なお話。
意味があるのかといわれると全く無いかもしれません。
でも、変な会話が繰り広げられる独特の世界をひたすら楽しんじゃうと癖になってくる作品かも。

なんだか心の片隅にしっかりと居場所を構えてしまったような不思議な作品でした。
お時間が余ってましたら一度お試しあれ。

お気に入り度:★★☆☆☆ (2010年2月23日)

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

【絵本】 『よるくま』 酒井駒子

2010.03.28 *Sun
よるくまよるくま
(1999/11)
酒井 駒子

商品詳細を見る


内容(「MARC」データベースより)
うんと夜中にやってきたくまの子、よるくまと、くまのお母さんを探しに行った男の子。あちこち探したけど見つからない、くまのお家も行ってみたけどお母さんはいない。ついによるくまが泣き出しちゃった、その時、流れ星が…!



姪っ子のひな祭りの贈り物に。

私も小さい頃にこの本をもらっていたら宝物になっていたに違いありません。
よるくまのつぶらな瞳でうるうる見つめられると、もうふぎゅって抱きしめたくなります。
夜になってお母さんが見つからなくて不安で寂しくて。
そんなよるくまの気持ちをわかってあげ「ぼく」の優しさ。

温かい毛布に包まれて優しい夢が見れそうな一冊です。

お気に入り度:★★★★★ (2010年3月2日)

追記:『よるくまクリスマスのまえのよる』をクリスマスの贈ろうかな。

よるくまクリスマスのまえのよるよるくまクリスマスのまえのよる
(2000/10)
酒井 駒子

商品詳細を見る


《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

近藤史恵 『ヴァン・ショーをあなたに』

2010.03.28 *Sun
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
(2008/06)
近藤 史恵

商品詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは四人。二人の料理人はシェフの三舟さんと志村さん、ソムリエの金子さん、そしてギャルソンの僕。気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは、客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか?しっかりしたフランス風のパンを売りたいとはりきっていた女性パン職人は、なぜ突然いなくなったのか?ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は?ストラスブールのミリアムおばあちゃんが、夢のようにおいしいヴァン・ショーをつくらなくなってしまったわけは?…絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ。



今回もメニューを開いたとたんに美味しそうな物語たちが並んでいます。
小さなフレンチビストロ「パ・マル」に舞い込む小さなミステリーと美味しい料理たち。
ワイン片手に読みたくなる一冊です。

今回は少し辛口な物語が多めだったかな。
でも「パ・マル」の人たちの温かさはそんな雰囲気も優しく包み込んでしまうものがあって。

食に関するほんの小さな発言や行動が真実を見抜くきっかけになる。細やかな描写に驚かされます。

「メロンパン」の話は大切な人を思いやる心が切なかったです。

「マドモワゼル・ブイヤベース」では、なんと三舟シェフに恋が絡んできて!
一番縁遠そうでいて、実は恋に落ちたらとことん熱い男になりそうな三舟シェフが垣間見れて面白かったです。

いつもはギャルソンの「ぼく」視点で語られるお話ですが、「氷姫」以降の3篇は客が語り手となっています。
「天空の泉」では三舟シェフの昔のエピソードも。

表題の「ヴァン・ショーをあなたに」もシェフのフランスでのお話です。
市場のおばあちゃんが作る絶品ヴァン・ショー。
おばあちゃんはもう作らないという。いったいなぜ?
飲んでくれる人の喜んでくれる笑顔を見ることが一番の幸せ。
料理でも同じこと。
笑顔が見たい、そう思いを込めて作るものには、どんなスパイスもかなわない。最強の調味料となるんですね。
素敵なお話でした。

次回はどんなメニューが差し出されるのか、楽しみです。


お気に入り度:★★★★☆ (2010年3月10日読了)

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

米澤穂信『ふたりの距離の概算』第5回&最終回@野性時代

2010.03.26 *Fri
野性時代 第77号  KADOKAWA文芸MOOK  62331-79 (KADOKAWA文芸MOOK 79)野性時代 第77号 KADOKAWA文芸MOOK 62331-79 (KADOKAWA文芸MOOK 79)
(2010/03/12)
角川書店編集部

商品詳細を見る


第五回&最終回、もう佳境に入り一気にラストまで駆け抜けた感じです!
ネタばれにならない程度に少しだけ書きます。

第五回でやっと千反田さんと並走することになったホータロー。
そこで彼女から大日向さんとのある会話について話を聞きます。

「きっと何とかするから」

ホータローが千反田さんに向けた言葉になんか照れちゃいました。
そもそもホータローにとって大日向さんが入部しようがしまいがどーでもいいのだけれど、あらぬ誤解がある人に向けられたままというのが気にくなわないのね。
この微妙な距離感が良いです。

そして最終回、いよいよ大日向さんと対峙します。
マラソンのゴールももうそこまで。
いったい彼女に何があったのか。

長い長い20キロでした。

細切れに読んだので、やっぱり一気に読み進めたい気持ちです。
はやく刊行されないかな。

楽しみです。

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

【絵本】 『ロージーちゃんのひみつ』 モーリス・センダック

2010.03.26 *Fri
ロージーちゃんのひみつ (偕成社・幼年翻訳どうわ)ロージーちゃんのひみつ (偕成社・幼年翻訳どうわ)
(1983/01)
モーリス=センダック

商品詳細を見る


青と朱色の色使い。センダックのこの色使い大好きです。
ちょっとおしゃまなロージーと友達たち。
たいくつした毎日はちょっとした工夫でワクワクの時間に変身!

歌手になってショーを開いたり、真っ赤な毛布をかぶって魔法使いを待ってみたり。

発想と想像力だけで十分に遊ぶことのできる子供たち。
素敵です。余計なおもちゃなんていらないのですね。
自分たちでつくりだした遊びほど楽しいものはないかもしれませんね。

私も今度退屈したら真っ赤な毛布を頭からかぶって行方不明になってみようかな!

お気に入り度:★★★★☆ (2010年2月23日読了)

《↓ 応援していただけると励みになります☆》
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 



Copyright © ホシノ図書館 All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

星が見える名言集100



プロフィール

Spica

Author:Spica
本の感想、映画の感想を綴っています。

ペーパー図書館司書です。
恩田陸、原田マハ、小川洋子、梨木果歩、森見登美彦、伊坂幸太郎、村上春樹、米澤穂信、穂村弘、瀬尾まいこ、森絵都、エンデ、キャロル、オースター、オースティン、マキューアン・・・など。

*当ブログ内の文章、データ等の無断転用、転載をお断りします。

spicaさんの読書メーター

spicaの今読んでる本

spicaの最近観たビデオ

ブグログ Spicaの本棚



↓参加中♪
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
人気ブログランキングへblogram投票ボタン





ブログ内検索



Twitter

Twitterボタン
Twitterブログパーツ



月別アーカイブ

07  06  01  11  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  01  12  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  08 



表示中の記事リスト

2010年03月の記事
→次



Tree-Comment



最近のトラックバック



大切な一冊



最近の記事



カテゴリ

【読書メーター(読書記録)】 (25)
【あ行の作家】 (56)
浅田次郎 (4)
有川 浩 (7)
伊坂幸太郎 (9)
石田衣良 (1)
市川拓司 (1)
上橋菜穂子 (3)
大崎 梢 (4)
大崎善生 (1)
小川洋子 (2)
奥田英朗  (3)
恩田 陸 (17)
その他 あ行の作家 (4)
【か行の作家】 (15)
海堂 尊 (4)
角田光代 (3)
川上弘美 (1)
北村薫 (2)
近藤史恵 (2)
その他 か行の作家 (3)
【さ行の作家】 (21)
桜庭一樹 (3)
重松 清 (1)
雫井 脩介 (2)
小路幸也 (5)
瀬尾まいこ (4)
その他 さ行の作家 (6)
【た行の作家】 (8)
たかのてるこ (3)
辻村深月 (2)
豊島ミホ (1)
その他 た行の作家 (2)
【な行の作家】 (5)
中原みすず (1)
西川美和 (1)
その他 な行の作家 (3)
【は行の作家】 (11)
初野 晴 (2)
東野圭吾 (6)
誉田哲也 (3)
【ま行の作家】 (33)
万城目学 (2)
三浦しをん (2)
三崎亜記  (2)
宮下奈都 (3)
宮部みゆき (3)
森 絵都 (4)
森見登美彦 (8)
その他 ま行の作家 (9)
【や行の作家】 (24)
米澤穂信 (19)
その他 や行の作家 (5)
【海外の作家(ア~ナ行)】 (4)
【海外の作家(ハ行~ワ行)】 (9)
【アンソロジー】 (2)
【絵本・児童文学】 (38)
酒井駒子の絵本 (3)
センダックの本 (5)
【本に纏わる雑記】 (5)
【鑑賞メーター(映画)】 (6)
【映画作品】 (15)
洋画タイトル(ア行) (1)
洋画タイトル(サ行) (2)
洋画タイトル(タ行) (1)
洋画タイトル(ハ行) (1)
洋画タイトル(マ行) (1)
洋画タイトル(ラ行) (2)
韓国映画(カ行) (1)
韓国映画(ハ行) (1)
韓国映画(マ行) (1)
邦画タイトル(あ行) (1)
邦画タイトル(か行) (0)
邦画タイトル(は行) (1)
邦画タイトル(ま行) (2)
未分類 (0)



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



人気記事ランキング



お気に入り読書blog list



リンク

このブログをリンクに追加する



気になる新刊情報♪

気になる作家さんの新刊リストです(自動更新)



RSSフィード



FC2カウンター



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。