This Archive : 2007年08月

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映画 「ホリディ」

2007.08.05 *Sun
ホリデイ (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]ホリデイ (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]
(2008/06/12)
キャメロン・ディアス.ケイト・ウィンスレット.ジュード・ロウ.ジャック・ブラック

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【内容】
出演: キャメロン・ディアス.ジュード・ロウ.ケイト・ウィンスレット.ジャック・ブラック
監督: ナンシー・メイヤーズ

ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは恋人に浮気され、彼を家から追い出した。ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人に目の前で別の女性と婚約発表されて失意のどん底に。傷心の2人はインターネットの「ホーム・エクスチェンジ」サイトで出会い、お互いの家を交換して相手の家具や車を自由に使えるという休暇を過ごすことにした。まったく違う環境で2週間のクリスマス休暇に入った2人…。やがて、ロスのアイリスは作曲家のマイルズと、ロンドンのアマンダはアイリスの兄グラハムと出逢い、思いがけないラブ・ストーリーがはじまった――。(Amazonより)



LAでキャリアウーマンとして華やかな都会暮らしをしているキャメロン演じるアマンダと、ロンドン郊外の小さな田舎の家で地味に暮らしているケイト・ウィンスレット演じるアイリス。
二人の女性が同時に失恋し、インターネットの掲示板を通じて2週間のクリスマス休暇をお互いの家を交換して過ごすことにしたことから始まる2人のラブストーリー。

と聞くと何ともお決まりの甘ったるいラブコメで楽しめるけど何も残らず・・・というのを想像してしまいがちです。私もそうでした。そんな映画を気軽に見たかったのもあって劇場へ足を運びました。
が、見終わった後には爽やかな感動とほんわかした幸せな気持ちに包まれていました。
予想外に良い作品じゃないですか~。何だかうるうると涙まで溢れてしまった場面も。

正反対のタイプである女性二人ですが、それぞれ抱えている痛みや弱さ、自分の奥にあった素直さや深い愛情などは共通なんですよね。それに気づくか気づかないか、ちゃんと自分に向き合えるか、そして大切な人にどれだけ素直に気持ちを伝えられるか・・・。
プライドや意地と葛藤しつつも今の自分に必要なものをきちんと見つけられた女性の笑顔は綺麗でした。

またジュードやジャック演じる男性陣もこれまた正反対の二人で、知れば知るほど魅力的な人物達だったのが良かったです。登場人物達が薄っぺらでなく丁寧に描かれてるのが映画を良いものにしてるんでしょうね。

冬が近づいたらもう一度観たい映画です。

お気に入り度:★★★★☆

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森見登美彦 「新釈 走れメロス 他4篇」

2007.08.04 *Sat
新釈 走れメロス 他四篇新釈 走れメロス 他四篇
(2007/03/13)
森見 登美彦

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山月記(中島敦)/薮の中(芥川龍之介)/走れメロス(太宰治)/
桜の森の満開の下(坂口安吾)/百物語(森鴎外)



 以上、5篇の古典名作を新たな解釈で全く新しい物語として生まれ変わらせています。 よくぞここまでぶっとんだ方向で書き上げてくれたものだな!と感心です。全く・・・「走れメロス」では大いに笑わせてもらいました。
 詭弁論部やら韋駄天やら達磨やら・・・「夜は短し歩けよ乙女」に出てくる小道具もしっかり登場、そして5つの別の物語が実はしっかり繋がっており最後の『百物語』で全員が総登場(ですよね?)。
 もちろんただ笑わせるだけじゃなく、情けなくもどうしようもできない男の悲哀に満ち溢れた作品群となっています。

 決して原作のタイトルと大まかな設定だけいただいて全然別物に仕上げてるわけじゃありません。本作を読んでから原作にあたるとよりその面白さが増しますし、著者がどれだけ原作の良さを大事に引継ぎ、これらの新しい展開を生み出していったのか、その難しさ・労力が窺えます。

 著者がもんもんとしながら数々の想像を張り巡らし物語を紡ぎだしていく様子が目に浮かぶような何とも密度の濃い作品でございました。

お気に入り度:★★★☆☆

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奥田英朗 「家日和」

2007.08.04 *Sat
家日和家日和
(2007/04)
奥田 英朗

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【あらすじ】
ネットオークションにはまる専業主婦。会社が倒産し、主夫となる営業マン。夫と妻。ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。ビター&スウィートな「在宅」小説。(Amazonより)



「家」= 夫婦 にまつわる6つの短編集です。

相変わらず奥田さんという方は作品によって男か女か分からなくなります。
女性の主人公ものを読んでるとどう考えても女性しかこんな微細な気持ち分からないんじゃ・・・という部分が多々あるものですから・・・。
どうしたらこんなに男女の機微に熟知できるのかと感心してしまうほど。

クスっと笑ったり、「あいたた」とチクッと刺されたりと、どれもシニカルな要素を含んでいながらも、最後にはちょっと幸せな気分にさせてくれる、そんなお話ばかりで楽しませてくれました。


―非常に良い―ネットオークションの高評価により若返っていく妻のお話も、そうそう、家に入るといくら家事をきっちりこなしてようが褒められるどころか気づいてもくれないことがあり、やりがいもなく活き活きすることもないのよね~という女性の何ともやるせない気持ちをうまく話しに盛り込んでいる 『サニーデイ』。

会社が倒産したことにより主夫になった主人公が「家事」という新しい分野を開拓していく『ここが青山』。

妻と別居することになった夫が、マンションを自分好みのインテリアや趣味道具で埋めていくことに夢中になる 『家においでよ』。
別居という事態はどうなったっけ? 奥さんがいないことはどうでもいいのか?という位の夢中っぷりが面白かったですね。―マイホームは女の城―「家の中に自分のものが余り無い」と主人が言っていたことがあるのを思い出し苦笑いしちゃいました。

内職をしている主婦が、週に一度訪ねてくる内職の地域担当の男性の香りに触発され変な夢を見ちゃうお話 『グレープフルーツモンスター』。

突如カーテン屋を開くという夫とイラストレーターの妻、お互いの仕事の進捗状況と夫婦のあり方が不思議な繋がりを見せ楽しませてくれた 『夫とカーテン』。

ロハスな生活にはまった妻と小説家の夫のお話 『妻と玄米御飯』。
これって奥田さんの実体験?というような実際に起こっていてもおかしくないような物語ですね。小説と家族を天秤にかけなくてはいけなくなった夫の葛藤に笑わされます。

お気に入り度:★★★☆☆

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