This Archive : 2007年01月

スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT | 

映画 「ALWAYS 三丁目の夕日」

2007.01.30 *Tue
ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 ALWAYS 三丁目の夕日 通常版
吉岡秀隆 (2006/06/09)
バップ

この商品の詳細を見る

【あらすじ】
昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。(Amazonより)

今よりも生活には苦労がいっぱいあったであろう時代。
でも人々の心は温かさにあふれていた。

人の優しさが胸いっぱいに広がり温かい涙で満たしてくる。
そんな作品でした。

こういうセピアな雰囲気の作品が苦手な方でも
テンポがよく、笑いが随所に織り込まれているのでとても見やすいと思います。

年末とかに家族と一緒に見たくなる映画です。

お気に入り度:★★★★★

にほんブログ村 映画ブログへrankingtag
スポンサーサイト
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

恩田 陸 「中庭の出来事」

2007.01.29 *Mon
中庭の出来事 中庭の出来事
恩田 陸 (2006/11/29)
新潮社

この商品の詳細を見る

【あらすじ】
瀟洒なホテルの中庭。こぢんまりとしたパーティの席上で、気鋭の脚本家が不可解な死を遂げた。周りにいたのは、次の芝居のヒロイン候補たち。自殺? それとも他殺? (Amazonより)


「チョコレートコスモス」のようなものを想像して読んだのですが、表紙の不穏な雰囲気から別のものだと察するべきでした。

あるホテルの中庭で脚本家が毒に倒れる。自殺?他殺?
そして後日、その同じ場所でその脚本家の書いた芝居に関係する女優達が再び顔を合わせる。
「本当は何が起こったのか?」
そしてもうひとつの殺人が・・・。

同じ場面が、何度も繰り返されるんですよね。
でもそれぞれ別の人によって進められていくんです。
いったい、どれが本当でどれが芝居の一部なのか?
何が現実で何が舞台の上での出来事なのか。

何だか難しかったです。
内容が・・・というのではなく構成が、でしょうか。
現実と芝居と脚本と・・・。
物語の語りの舞台がころころと変わり、最後にはそれらがすぱーんとすっきりするのかなぁ、と期待していたのですが、全くそうでは無かったですね。
更に迷路の世界に迷い込んだというか。

私自身も周りを建物に囲まれた中庭の中央に佇んでいて
遠巻きに事件に関係した人物達がこっそりこちらを伺っている。
誰かと視線を合わせようとして ぐるぐると頭をあちこちに回しているうちに 突然バランスを失って倒れてしまう。
頭が重く鈍痛がしばらく残る。

読み終わったときはそんな感じで目が回ってしまいました。

決してこういうの嫌いじゃないんです。むしろ好きなくらいなんですが・・・。
そんな迷路を作った恩田さんは相変わらずすごいと思いますが
もう少し出口を指し示してほしかったかなぁ。

恩田さんファンじゃないと楽しめないかも?といらぬ心配までしてしまいました。

お気に入り度:★★☆☆☆

rankingtag

にほんブログ村 本ブログへ
COMMENT (4)  TRACKBACK (2)  EDIT | 

宮部みゆき 「名もなき毒」

2007.01.13 *Sat
名もなき毒 名もなき毒
宮部 みゆき (2006/08)
幻冬舎

この商品の詳細を見る
 

【あらすじ】どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。(Amazonより)


久々に宮部さん作品読みました。

静かな事件です。
でも日常に潜んでいる毒がじわじわと広がっていって
知らず知らずのうちにその毒に侵されてしまう。
そんな怖さがあちらこちらに潜んでいる物語でした。

いわゆる劇薬である毒、有害物質である毒、そして人の心の中の毒。

これらがうまく絡んでいき、いろんな事件が起こります。
それを逆玉の杉村さんという普通の人が解決していくわけなのですが
物語の進行はとてもゆっくりです。
(個人的にはもうちょっとテンポが速くても良かったかも)
まぁ ゆっくりなだけに毒の回りも広がっていった感じでしょうか。

原田さんという女性アシスタントの毒が余りに強くて当てられちゃいましたね。
全体としては、ここそこに毒が散っていてまとまりがなく感じた、
というか、どうも消化しきれないまま終わってしまった感じです。

そうえいば「誰か・・・」に続くシリーズものだったんですね。
何だか主人公の境遇とか「自転車ひき逃げ事件」とか記憶がもやもや浮かんでは来たのですが・・・。
どうもこのシリーズ、私には印象が薄い作品のようです。

お気に入り度:★★★☆☆

rankingtag
にほんブログ村 本ブログへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 

森 絵都 「永遠の出口」

2007.01.11 *Thu
永遠の出口 永遠の出口
森 絵都 (2006/02/17)
集英社

この商品の詳細を見る

【あらすじ】
「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。 (Amazonより)


「永遠に~できないのよ」と姉が意地悪くいう「永遠」という言葉にめっぽう弱い子供だった小学生時代から、ぐれてしまった中学時代、アルバイトや恋を経験した高校卒業までを、3児の母になった本人が振り返って語る物語。

文体が優しくわかりやすいのですーっと染み込んできて
自分とシンクロしやすい感じがします。

誰もが経験したことのある小さな小さな事件が当時の自分にとっては
世の中で起きている重大な事件よりもずっと大きくて大切だった。
そんな胸の痛みを思い出させてくれる作品でした。
本当に日常です。
きっと、あぁ、そういえば自分のこの歳にはこういうことがあった、
と自分の経験と照らし合わせながらゆっくり読み進めるのに良い作品だと思いました。

お気に入り度:★★★★☆

rankingtag
にほんブログ村 本ブログへ
COMMENT (2)  TRACKBACK (1)  EDIT | 

浅田次郎 「椿山課長の七日間」

2007.01.10 *Wed
椿山課長の七日間 椿山課長の七日間
浅田 次郎 (2005/09/15)
朝日新聞社

この商品の詳細を見る

<あらすじ>
働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った!親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑いで描いて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼んだ感動巨編。(Amazonより)



映画化されてましたよね。西田敏行と伊藤美咲で。
その予告編を観て読んでみた作品です。

思いを残したまま急死してしまった横山課長が限られた時間だけ美女の身体を借りて現世に戻ってくる。ありがちといえばありがちなストーリー、を想像しつつも,きっと涙するんだろうな、と読み進めました。
でも、良い意味で期待を裏切られました。

死んでしまった椿山課長を待っていたのはシステム化された死後の世界。
極楽往生するために自分の犯した罪に対する講義を受け、反省したら「反省ボタン」を押すだけでたとえ殺人者でも極楽に行ける・・・。
そんな皮肉めいた天国への階段の場面から始まるこの物語は、本来ならとても辛い出来事、切ない心情をあくまでも明るく、前向きに描いているからすごい。

「正体を知られてはいけない」
「復讐してはいけない」
「期限を過ぎてはいけない」

現世に戻る条件のうち一つでも破ったら・・・「こわいことになる」
その危険を冒してでも現世に戻った椿山課長を初めとする3人によって
物語は進んでいきます。
椿山課長は主人公であって主人公で無い。
これだけ陰が薄い主人公も珍しい、って感じてしまうくらい
彼を取り巻く人達の温かさ、純粋さ、そして強さに圧倒されました。

セリフ中心の物語なので殊更感情移入してしまったのかもしれません。
読み終わったときには号泣してました。(最近ホント涙もろいのですが)
、そして悲しいのにほんわか幸せな気分にもさせてくれる、そんな素敵な物語だったと思います。

特に椿山課長のお父さん(おじいちゃん)と二人の子ども達(陽ちゃんと蓮ちゃん)にはぐぐっと心をつかまれました。

なんともちょっと頼りない椿山さんでしたが
こんな強く暖かな人たちに囲まれて本当に幸せだったと思います。


お気に入り度:★★★★★

rankingtag
にほんブログ村 本ブログへ
COMMENT (0)  TRACKBACK (0)  EDIT | 



Copyright © ホシノ図書館 All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM

星が見える名言集100



プロフィール

Spica

Author:Spica
本の感想、映画の感想を綴っています。

ペーパー図書館司書です。
恩田陸、原田マハ、小川洋子、梨木果歩、森見登美彦、伊坂幸太郎、村上春樹、米澤穂信、穂村弘、瀬尾まいこ、森絵都、エンデ、キャロル、オースター、オースティン、マキューアン・・・など。

*当ブログ内の文章、データ等の無断転用、転載をお断りします。

spicaさんの読書メーター

spicaの今読んでる本

spicaの最近観たビデオ

ブグログ Spicaの本棚



↓参加中♪
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
人気ブログランキングへblogram投票ボタン





ブログ内検索



Twitter

Twitterボタン
Twitterブログパーツ



月別アーカイブ

07  06  01  11  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  01  12  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  08 



表示中の記事リスト

2007年01月の記事



Tree-Comment



最近のトラックバック



大切な一冊



最近の記事



カテゴリ

【読書メーター(読書記録)】 (25)
【あ行の作家】 (56)
浅田次郎 (4)
有川 浩 (7)
伊坂幸太郎 (9)
石田衣良 (1)
市川拓司 (1)
上橋菜穂子 (3)
大崎 梢 (4)
大崎善生 (1)
小川洋子 (2)
奥田英朗  (3)
恩田 陸 (17)
その他 あ行の作家 (4)
【か行の作家】 (15)
海堂 尊 (4)
角田光代 (3)
川上弘美 (1)
北村薫 (2)
近藤史恵 (2)
その他 か行の作家 (3)
【さ行の作家】 (21)
桜庭一樹 (3)
重松 清 (1)
雫井 脩介 (2)
小路幸也 (5)
瀬尾まいこ (4)
その他 さ行の作家 (6)
【た行の作家】 (8)
たかのてるこ (3)
辻村深月 (2)
豊島ミホ (1)
その他 た行の作家 (2)
【な行の作家】 (5)
中原みすず (1)
西川美和 (1)
その他 な行の作家 (3)
【は行の作家】 (11)
初野 晴 (2)
東野圭吾 (6)
誉田哲也 (3)
【ま行の作家】 (33)
万城目学 (2)
三浦しをん (2)
三崎亜記  (2)
宮下奈都 (3)
宮部みゆき (3)
森 絵都 (4)
森見登美彦 (8)
その他 ま行の作家 (9)
【や行の作家】 (24)
米澤穂信 (19)
その他 や行の作家 (5)
【海外の作家(ア~ナ行)】 (4)
【海外の作家(ハ行~ワ行)】 (9)
【アンソロジー】 (2)
【絵本・児童文学】 (38)
酒井駒子の絵本 (3)
センダックの本 (5)
【本に纏わる雑記】 (5)
【鑑賞メーター(映画)】 (6)
【映画作品】 (15)
洋画タイトル(ア行) (1)
洋画タイトル(サ行) (2)
洋画タイトル(タ行) (1)
洋画タイトル(ハ行) (1)
洋画タイトル(マ行) (1)
洋画タイトル(ラ行) (2)
韓国映画(カ行) (1)
韓国映画(ハ行) (1)
韓国映画(マ行) (1)
邦画タイトル(あ行) (1)
邦画タイトル(か行) (0)
邦画タイトル(は行) (1)
邦画タイトル(ま行) (2)
未分類 (0)



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



人気記事ランキング



お気に入り読書blog list



リンク

このブログをリンクに追加する



気になる新刊情報♪

気になる作家さんの新刊リストです(自動更新)



RSSフィード



FC2カウンター



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。