This Category : センダックの本

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【絵本】 『まよなかのだいどころ』 モーリス・センダック

2010.04.01 *Thu
まよなかのだいどころまよなかのだいどころ
(1982/09)
モーリス・センダック

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センダックの作品の中でも、とてもカラフルではっきりした絵柄の一冊。

真夜中。
眠っていたミッキーはあまりの騒々しさに目を覚まし怒鳴ります。
「うるさいぞ!」

その途端、どんどん暗闇の中を落ちていって、降り立ったのは真夜中の台所。

足の短い、まるでドラえもんのような三人のシェフたち。
彼らが何とも不気味でいて可愛いのです。
いやいやその微笑み、怖いんだか可愛いんだか。

台所の背景の建物たちが、よく見ると様々なお菓子や材料の箱がビルになってるんですよね。
身近なものが素敵な街並みに。ネオンのビル群より魅力的かも。

ケーキを焼くためにはミルクが必要。
ミルクのビンは天の川まで届くほどの高さ。
さぁミッキーは無事ミルクを手に入れられるのでしょうか?

ケーキの生地が入ったボールにミッキーは落ちるのですが、一糸まとわぬ姿なのでそこはご愛敬。
ケーキの生地が服になっちゃったり、何だか美味しい香りに負けて、服を食べちゃいそうですよね。

絵の中のセリフや、材料の箱のロゴまですべて日本語に訳されているので、いつか英語の原本で読んでみたいです。
ポップで可愛い一冊でした。

お気に入り度:★★★★★ (2010年3月18日読了)

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【絵本】 『ロージーちゃんのひみつ』 モーリス・センダック

2010.03.26 *Fri
ロージーちゃんのひみつ (偕成社・幼年翻訳どうわ)ロージーちゃんのひみつ (偕成社・幼年翻訳どうわ)
(1983/01)
モーリス=センダック

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青と朱色の色使い。センダックのこの色使い大好きです。
ちょっとおしゃまなロージーと友達たち。
たいくつした毎日はちょっとした工夫でワクワクの時間に変身!

歌手になってショーを開いたり、真っ赤な毛布をかぶって魔法使いを待ってみたり。

発想と想像力だけで十分に遊ぶことのできる子供たち。
素敵です。余計なおもちゃなんていらないのですね。
自分たちでつくりだした遊びほど楽しいものはないかもしれませんね。

私も今度退屈したら真っ赤な毛布を頭からかぶって行方不明になってみようかな!

お気に入り度:★★★★☆ (2010年2月23日読了)

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【児童文学】 「センダックの世界」 セルマ・G.レインズ

2010.02.27 *Sat
センダックの世界〈新装版〉センダックの世界〈新装版〉
(2010/01/14)
セルマ・G.レインズ

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ずっしり大きくて分厚い一冊。
絵も文も豊富。初期のスケッチや挿絵から、現在にいたる作品までぎっしり味わえる一冊。

幼少のころの彼の環境が大きく作品に影響を及ぼしていることがわかります。
まずは彼の父が語ってくれた即興の空想物語が彼の作品が生まれる最初の重要な源となっていること。
そして彼自身「自分のすぐれているところは絵とか文ではなく人が忘れてしまったいろいろなことを覚えていることだ」と述べており、子ども時代に見たこと聞いたこと、そして想像したことが作品に表現されているんですね。

いろいろと意外だった事実も。
センダックがディズニーが大好きだったことや、学校は嫌いで正規の教育は想像力の敵だとまで考えていたこと、
「ケニーのまど」の絵が、本人としてはぞっとする絵だと評価していることなど。
そして「ふふふん へへへん ぽん!」に出てくる犬のジェニーはセンダックの大切にしていた愛犬だったんですね。

最初から絵本作家、画家として成功をおさめていたわけではなく、時間をかけて本を作り上げていったセンダック
途中酷評を受けた作品もあります。
彼がかかわった挿絵になると数知れず。
実は私の実家の本棚にある「陸にあがった人魚のはなし」の挿絵もセンダックだったわかり驚きました。


「想像やファンタジーを通じて子どもはカタルシスを達成する。」(p.65)


子どもの持つ想像力の素晴らしさ・大切さへのセンダックの強い思いが伝わってくるそんな重厚な一冊でした。

お気に入り度:★★★★★
(2010年2月6日読了)

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【絵本】 「ケニーのまど」 モーリス・センダック

2010.01.15 *Fri
ケニーのまどケニーのまど
(1975/12)
モーリス・センダック

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「かいじゅうたちのいるところ」や「まどのそとのそのまたむこう」のような細かくて繊細な色使いのセンダックも好きですが、「チキンスープライスいり」のようなシンプルで透明感のあるセンダックの絵が大好き。
こちらの作品はさらにベージュ単色でさらにシンプルな感じで柔らかく、少年の夢の世界が優しく描かれていましす。

ケニーはある日、夢をみます。
庭の夢です。

その庭には真っ白な花が咲いている一本の木が立っていて、木の上の左側は太陽が出ていてお昼まで、左側は月が出ていて夜、という不思議な不思議なお庭なのです。
そして汽車が走っていてその車掌室には四本足のおんどりがいるのです。
そのおんどりが七つの謎を出してくるという夢。

その庭で暮らしたいケニーはその謎をといていきます。


昼と夜が半分半分のお庭なんてなんて魅力的!ケニーじゃなくても暮らしてみたくなっちゃいます。
ケニーは七つの謎をといていくのですが、その謎解きが単純明快な謎ではなく、なんとも哲学的で読んでいるうちにすっかり引き込まれてしまいます。謎をといているつもりがケニーの夢の世界に紛れ込んでしまったみたい。

可愛い犬や兵隊の人形にくまのぬいぐるみ。周りにあるものがどんどん物語を広げていきます。

七つの謎をといたとき、ケニーが選んだ答えとは?

想像力をかきたてられるすてきなお話でした。眠る前にそっと窓辺でこの本を開いて、一日、一つの謎を解いてみたいです。そうしたら窓の外にすてきな何かが待っていてくれるかもしれません。

お気に入り度:★★★★★ (2010年1月6日読了)


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【絵本】 「かいじゅうたちのいるところ」 モーリス・センダック作

2009.09.24 *Thu
かいじゅうたちのいるところかいじゅうたちのいるところ
(1975/01)
モーリス・センダック

商品詳細を見る


先日の絵本展で思いもかけず大好きなセンダックの絵に遭遇。
それが「かいじゅうたちのいるところ」の原画でした。
あぁ本当に線と色の細やかな使い方が絶妙です。
怖いはずのかいじゅうたちがこんなに威力的だなんて!
森に夜空に踊るかいじゅうたち。
一緒に月の灯りでダンスしたい。

たべちゃいたいほど おまえが すきなんだ
たべてやるから いかないで


かいじゅうのぬいぐるみをきていたずらをするマックスにおかあさんが
「この かいじゅう!」 
夕飯ぬきよ!と部屋に閉じこめられたマックス。
いつのまにか部屋に木が生えはじめてどんどん伸びて大きな森に!
マックスの長くて短い素敵な冒険でした。

センダックの本は本当に好みのツボにすぽっと入ってきます。
はずれがないです~。
なんと映画化とか!チェックしなくちゃ。

お気に入り度:★★★★★

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