This Category : 【読書メーター(読書記録)】

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2014年6月に読んだ本(読書メーター

2014.07.23 *Wed
2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3233ページ
ナイス数:22ナイス

恋の華・白蓮事件恋の華・白蓮事件
読了日:6月30日 著者:永畑道子
夜は終わらない夜は終わらない
読了日:6月29日 著者:星野智幸
時の番人時の番人
読了日:6月27日 著者:ミッチ・アルボム
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)
読了日:6月25日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)
読了日:6月23日 著者:松岡圭祐
世界堂書店 (文春文庫)世界堂書店 (文春文庫)
読了日:6月23日 著者:
オックスフォード古書修行―書物が語るイギリス文化史オックスフォード古書修行―書物が語るイギリス文化史
読了日:6月17日 著者:中島俊郎
聖なる怠け者の冒険聖なる怠け者の冒険
読了日:6月2日 著者:森見登美彦
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)
読了日:6月1日 著者:松岡圭祐
新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)
読了日:6月1日 著者:クラフト・エヴィング商會

読書メーター


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クラフト・エヴィング関係二冊。
クラウド・コレクター: 大人のためのもうひとつの不思議の国のアリスを読んでいるような 不思議な気分。じっくり物語の世界の中に浸る喜びを味わえる一冊。
オックスフォード古書修業: 装丁はもちろん素敵で内容も興味深かったのですが、第一章が始まってすぐの二行の中に、オックスフォード、オッスフォード、オックフォード という誤植が出てきたのがインパクト強すぎて・・・。良い本なだけにちょっと残念。
恋の華・白蓮事件: 丁寧に関係者に取材してあって、事実に基づいて細かく事件を掘り下げていて良かったです。
世界堂書店: 世の中には本当に星の数ほどの物語が世界中に散らばっているんだな、と、本が、文字が、無数に積み重なって広がっていくイメージが浮かび無力感に襲われつつも、その中から自分が出逢えた一握りの物語をすごく縁深く感じました。こうやって普段出逢わない物語と出逢えるきっかけを与えてくれるのはいいですね。
万能鑑定士Qシリーズ:映画が面白そうだったので観に行く前に読もう、と思って読み始めたら映画の物語は9巻なんですね。まだまだ先だ・・・。9巻に辿り着く前に映画上映が終了してしまった模様・・・。

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2014年5月に読んだ本(読書メーター)

2014.06.30 *Mon
2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4619ページ
ナイス数:69ナイス

死神の浮力死神の浮力
読了日:5月31日 著者:伊坂幸太郎
海うそ海うそ
読了日:5月29日 著者:梨木香歩
乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房)乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房)
読了日:5月29日 著者:堀江宏樹,滝乃みわこ
RDG6 レッドデータガール    星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)
読了日:5月27日 著者:荻原規子
本屋さんのダイアナ本屋さんのダイアナ
読了日:5月27日 著者:柚木麻子
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
読了日:5月27日 著者:松岡圭祐
短篇集短篇集
読了日:5月26日 著者:クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,ComesinaBox,栗田有起,小池昌代,柴崎友香
ミッキーかしましミッキーかしまし
読了日:5月25日 著者:西加奈子
古書ミステリー倶楽部古書ミステリー倶楽部
読了日:5月24日 著者:松本清張,城昌幸,甲賀三郎,戸板康二,石沢英太郎,梶山季之,出久根達郎,早見裕司,都筑道夫
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
読了日:5月24日 著者:松岡圭祐
ねにもつタイプ (ちくま文庫)ねにもつタイプ (ちくま文庫)
読了日:5月20日 著者:岸本佐知子
捨てる女捨てる女
読了日:5月18日 著者:内澤旬子
星を賣る店星を賣る店
読了日:5月15日 著者:クラフト・エヴィング商會
日々の非常口 (新潮文庫)日々の非常口 (新潮文庫)
読了日:5月7日 著者:アーサービナード
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
読了日:5月7日 著者:吉田篤弘
西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事
読了日:5月7日 著者:広瀬洋一
本をめぐる物語―栞は夢をみる (角川文庫)本をめぐる物語―栞は夢をみる (角川文庫)
読了日:5月7日 著者:

読書メーター


『星を賣る店』 :世田谷文学館での展覧会での図録を兼ねているということで、読めば読むほど展示に行きそびれたことが悔やまれます。どのページを開いても美しく楽しめました。ええっあの本もこの本もクラフト・エヴィングさん装丁だったのか、と驚いたり。
『RDG6』:とうとう完結ですね。なんとなく読み終わるのがもったいなく買ってからずっと積読になっていたのをやっと読みました。またいつか更に成長した彼女たちに会いたいですね。
『西荻窪の古本屋さん』 :西荻の音羽館で働いていた方が今年三鷹北口に古書店を開店されたのですが、その棚がとても好みで寄ると必ず欲しい本がわんさかと!積読本が増える一方なのでちょこちょこ覗きたいのをぐぐっと我慢していたりします・・・。
『本屋さんのダイアナ』:柚木さん作品はどれも大好きですが、今作もとても良かったです。装丁もとても可愛くて。
『海うそ』:ずっしりとした喪失感に包まれました。圧倒的な筆致によって美しい森が海が目の前に広がり、それが時を経て失われ変わっていくやり切れなさを読んでいて肌で感じるほどでした。失ってたかわりに新しいものが生まれて。それをどう導いていくか。いろいろ考えさせられると同時に無力さを実感しました。梨木さんはすごい作品を書くなぁ。

5月はとても忙しかったのですが忙しいときほど読書欲が湧く不思議。久々に目標冊数を読めました。



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2013年に読んだ本 (読書メーター記録) 

2014.01.29 *Wed
すっかりブログさぼってますがマイペースに読んでいます。
一昨年、昨年とあまり読めなかったので2014年はもっと多くの本に触れたいものです。

2013年の読書メーター
読んだ本の数:60冊
読んだページ数:18083ページ
ナイス数:407ナイス

晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語 (ポプラ文庫ピュアフル)晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語 (ポプラ文庫ピュアフル)
読了日:12月17日 著者:緑川聖司
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)
読了日:12月17日 著者:皆川博子
キャノン姉妹の一年 (集英社文庫)キャノン姉妹の一年 (集英社文庫)
読了日:12月14日 著者:ドロシー・ギルマン
はなとゆめ (単行本)はなとゆめ (単行本)
読了日:12月14日 著者:冲方丁
TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)
読了日:12月3日 著者:
ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
読了日:12月3日 著者:原田マハ
首のたるみが気になるの首のたるみが気になるの
読了日:12月3日 著者:ノーラ・エフロン
絵のない絵本 (新潮文庫)絵のない絵本 (新潮文庫)
読了日:11月19日 著者:アンデルセン
ルリユール (一般書)ルリユール (一般書)
読了日:11月19日 著者:村山早紀
昼田とハッコウ昼田とハッコウ
読了日:11月13日 著者:山崎ナオコーラ
リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)
読了日:11月13日 著者:梓崎優
何者何者
読了日:11月13日 著者:朝井リョウ
好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く (メディアワークス文庫)好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く (メディアワークス文庫)
読了日:11月13日 著者:瀬那和章
百鬼夜行抄 22 (Nemuki+コミックス)百鬼夜行抄 22 (Nemuki+コミックス)
読了日:11月13日 著者:今市子
ロバート キャンベルの小説家神髄―現代作家6人との対話ロバート キャンベルの小説家神髄―現代作家6人との対話
読了日:11月2日 著者:ロバートキャンベル
はだかんぼうたちはだかんぼうたち
読了日:11月2日 著者:江國香織
小説のように (新潮クレスト・ブックス)小説のように (新潮クレスト・ブックス)
読了日:11月2日 著者:アリスマンロー
世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら
読了日:11月2日 著者:川村元気
司書はひそかに魔女になる司書はひそかに魔女になる
読了日:10月8日 著者:大島真理
世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)
読了日:10月7日 著者:穂村弘
島根県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)島根県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)
読了日:10月7日 著者:
悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)
読了日:8月23日 著者:吉野朔実
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)
読了日:8月23日 著者:小路幸也
たんぽぽ娘 (奇想コレクション)たんぽぽ娘 (奇想コレクション)
読了日:7月25日 著者:ロバート・F・ヤング
書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)
読了日:7月25日 著者:碧野圭
禁断の魔術 ガリレオ8禁断の魔術 ガリレオ8
読了日:7月25日 著者:東野圭吾
貴婦人と一角獣 (白水Uブックス181)貴婦人と一角獣 (白水Uブックス181)
読了日:7月16日 著者:トレイシーシュヴァリエ
真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス)真珠の耳飾りの少女 (白水Uブックス)
読了日:7月16日 著者:トレイシーシュヴァリエ
ブルーマーダーブルーマーダー
読了日:7月16日 著者:誉田哲也
鳥と雲と薬草袋鳥と雲と薬草袋
読了日:7月16日 著者:梨木香歩
光圀伝光圀伝
読了日:7月16日 著者:冲方丁
残り全部バケーション残り全部バケーション
読了日:7月16日 著者:伊坂幸太郎
ジヴェルニーの食卓ジヴェルニーの食卓
読了日:6月13日 著者:原田マハ
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー
読了日:6月13日 著者:大崎梢
ことりことり
読了日:6月13日 著者:小川洋子
夜の底は柔らかな幻 下夜の底は柔らかな幻 下
読了日:5月10日 著者:恩田陸
夜の底は柔らかな幻 上夜の底は柔らかな幻 上
読了日:5月10日 著者:恩田陸
月の輪草子 (特別書き下ろし)月の輪草子 (特別書き下ろし)
読了日:5月10日 著者:瀬戸内寂聴
私と踊って私と踊って
読了日:4月23日 著者:恩田陸
婚外恋愛に似たもの婚外恋愛に似たもの
読了日:4月23日 著者:宮木あや子
清須会議清須会議
読了日:4月23日 著者:三谷幸喜
読書の腕前 (光文社新書)読書の腕前 (光文社新書)
読了日:4月23日 著者:岡崎武志
思い出のとき修理します (集英社文庫)思い出のとき修理します (集英社文庫)
読了日:4月23日 著者:谷瑞恵
永遠の0 (ゼロ)永遠の0 (ゼロ)
読了日:3月27日 著者:百田尚樹
海の見える街海の見える街
読了日:3月19日 著者:畑野智美
リカーシブルリカーシブル
読了日:3月19日 著者:米澤穂信
等伯 〈下〉等伯 〈下〉
読了日:3月19日 著者:安部龍太郎
等伯 〈上〉等伯 〈上〉
読了日:3月19日 著者:安部龍太郎
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
読了日:3月19日 著者:三上延
花の鎖花の鎖
読了日:3月19日 著者:湊かなえ
臨書の疑問100 (墨ハンドブック)臨書の疑問100 (墨ハンドブック)
読了日:2月16日 著者:
夜と霧 新版夜と霧 新版
読了日:2月16日 著者:ヴィクトール・E・フランクル
私を知らないで (集英社文庫)私を知らないで (集英社文庫)
読了日:2月16日 著者:白河三兎
夜行観覧車夜行観覧車
読了日:2月16日 著者:湊かなえ
夜の国のクーパー夜の国のクーパー
読了日:2月16日 著者:伊坂幸太郎
セ・ジョリ ここちいい毎日セ・ジョリ ここちいい毎日
読了日:2月16日 著者:石田ゆり子
禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本
読了日:2月16日 著者:枡野俊明
無花果とムーン無花果とムーン
読了日:1月31日 著者:桜庭一樹
カマラとアマラの丘カマラとアマラの丘
読了日:1月19日 著者:初野晴
きいろいゾウ (小学館文庫)きいろいゾウ (小学館文庫)
読了日:1月11日 著者:西加奈子

読書メーター
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2010年9月に読んだ本 (読書メーター)

2010.11.04 *Thu
9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1103ページ

さよならドビュッシーさよならドビュッシー
題名と装丁からもっとほんわかしたものを想像していたのですが大間違いでした。冒頭から辛い出来事が畳みかけるように降りかかってきて。凄まじい物理的・精神的苦痛を撥ね退けるほどのピアノへの想い。生きるためにピアノを弾くのではなく、ピアノを弾くために生きる。彼女の指がはじく音が聴こえてきそうでした。ミステリーとしても、これでもかっていうくらいお決まりの楽しめる要素がつまっていて、どんどんページをめくってしまいます。最後のどんでん返しもそこまで新鮮味は無いのですが面白い!彼女の思い切った強さに圧倒されました。★x4
読了日:09月17日 著者:中山 七里
桐島、部活やめるってよ桐島、部活やめるってよ
タイトルの出来事によって起こった小さな波が広がって、少しずつ他の生徒たちに微妙な変化をもたらしていく。発想は面白かったです。会話とか文章の感じとか全てから「青い若さ」が攻撃的なくらい溢れだしていて、なかなか内容に入り込めませんでした。でも、後半になっていくにつれて内容も濃くなっていき、平凡な毎日の裏でのそれぞれの抱える繊細な想いがじんわり伝わってきました。同世代の方が読んだらきっと心にずきっと響く部分が一杯隠れているんだろうな、と思います。生まれ変わったら高校の時に再読します(笑)。
読了日:09月17日 著者:朝井 リョウ
バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード
あっという間に読めてしまうほどの軽やかな文章なのに、ズンとした余韻に包まれました。天然で呑気な害の無さそうな主人公が実は5股もかけてた上、とんでもない状況に追い込まれていて一体何が起こってるの?!と、可哀想な主人公に同情しつつも、カラカラと笑いながら読んでいたはずなのに気付くとツーンと涙腺が刺激されていました。真面目なのに不真面目で、大雑把なのに繊細な物語。なんだか癖になりそうです。繭美の言葉が後半になればなるほど心に響いてきますね。彼女すら揺さぶっちゃう星野くんって最強だ。★x5
読了日:09月17日 著者:伊坂 幸太郎
NのためにNのために
豪奢なタワーマンションで起こった夫婦殺害事件。現場に居合わせた4人の「N」。食い違いのない証言。犯人は明らかに。でもその裏に全く違った真実が隠されていて。全ては「N」のために。『告白』『贖罪』に比べると毒は少なめ。読後感もそこまで重くはないです。夫婦、恋人にしかわからない二人の絆。いろんな形の愛があるのだろうけど、あれも愛なのだろうか。個人的に理解できない部分だっただけに、あまり心に重くのしかかってこなかったのかも知れません。
読了日:09月17日 著者:湊 かなえ

読書メーター


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読み終わって時間が経つにつれ後を引くように癖になってくる『バイバイ、ブラックバード』。
良かったなぁ。
ガイドブックの『バイバイ、ブラックバードをより楽しむために』もとてもお薦め。
読んだ後に読んだ方がいいと思います♪

『さよならドビュッシー』は音楽系のほんわかミステリー?なんて予想とは全然違って、エンタメ系王道サスペンスという感じでしたが、楽しめました。

『桐島、部活やめるってよ』は「若いっ!」という感じ。初々しいです。
『Nのために』は湊さんにしては、どんより加減が少なめ、かな。

最近ちょっと読書量が減っているので反省。


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2010年8月に読んだ本 (読書メーター)

2010.11.03 *Wed
8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2183ページ

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)
1枚の肖像画から絡み合った歴史の糸がひもとかれていきます。悪名高きせむし男リチャード三世。彼の真実の姿は?入院中のベッドの上でひたすら推論を繰り広げるグラント警部。病室を訪れる人々に助けてもらいながら推理を進めるという形式で面白かったです。同じ登場人物の名前が多数登場し、頭がこんがらがりながらも歴史の裏側を堪能しました。歴史というものがどれだけ不確実なものであるか、こうやって突きつけられると自分が信じているものも全て危うい気がしてきます。真実は時の彼方に。★★★★☆
読了日:08月25日 著者:ジョセフィン・テイ
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
一枚の心霊写真から始まるちょっぴり怖くて、哀しくも温かい、夏にぴったりの一冊でした。人の強くて哀しい想いはこんな形で現れたりすることって本当にあるのかも。でも、それに気づいて話を聴いてくれる英一のような人がいるだけで、写真に閉じ込められた悲しみが消えて笑顔を取り戻していけることもあるんですね。高校生にしては随分辛い経験を重ねながら(かなり背負いこみ過ぎな感じでしたけど)、恋をしたり、悩んだりして、英一が成長していく姿が眩しくもありました。表紙の意味がわかるとずきんと胸が痛くなります。
読了日:08月20日 著者:宮部 みゆき
小さいおうち小さいおうち
昭和の初期。難しい時代を女中として生きた女性の手記によって物語は進みます。柔らかく静かな中に、ざらっとした不安定な危うさを持ち続けている文章だな、と感じながら読み進めました。自分は嫁ぐことなくずっとここで暮らしたいと思うほどタキの心をとらえたものとは何だったのか。最終章は衝撃でした。物語の流れが一変して、もう一度最初から読み返すと全く違った物語が見えてくる程。胸の奥に隠していた想いをぎゅっとつかまれたような鈍い痛みが残りました。一人の女性の生き方に、大きな余韻がしばらく続いた一冊です。★x5
読了日:08月20日 著者:中島 京子
和菓子のアン和菓子のアン
和菓子に歴史あり。小さなひとつの和菓子に秘められた意味が、こんな風に人の人生と結びついていくなんて。和菓子の甘さが固まった心を解いていってくれるんですね。魔法にかかったように少しずつ和菓子の世界にのめりこんでいくアンちゃんの気持ちが手に取るようにわかって、読んでいる途中からすでに和菓子コーナーに走ってしまいました。和菓子に、そして和菓子を求めにくる人々に、こんな風に誇りと思いやりを持って接してくれる店員さんたちに出会えたら幸せ。何といってもアンちゃんのほっぺをぷにぷにしたいです!
読了日:08月20日 著者:坂木 司
Pen (ペン) 2010年 7/15号 [雑誌]Pen (ペン) 2010年 7/15号 [雑誌]
読了日:08月08日 著者:
ペンギン・ハイウェイペンギン・ハイウェイ
ちょっとクールな、でもおっぱいに興味深々の、小学校4年生のアオヤマ君がノートに綴ったひと夏の出来事。大人になって振り返ったときに、本当にあれは現実だったのか、わからなくなってしまいそうな不思議な体験ですね。ささやかに、でもしっかりと芽生えた恋心。きっと彼はこの夏を忘れないに違いない。昨日の自分に負けないよう毎日少しずつ偉くなるアオヤマ君の成長が楽しみです。いつか、ペンギン・ハイウェイをたどっていった彼が、大好きな人と再会できる日が来ると信じてます。少年の強い想いに思わず涙しちゃったじゃないですか!
読了日:08月06日 著者:森見 登美彦
モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ (DO BOOKS)モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ (DO BOOKS)
似たような書籍はいろいろありますが、ダンシャリアンという響きが呪文のように頭に残り、やる気が不思議と続いています。とりあえずものを無性に捨てたくなりました。
読了日:08月06日 著者:川畑のぶこ 著

読書メーター


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8月に『和菓子のアン』を読んでから11月2日現在、まだまだ和菓子ブーム、私の中で続いております!
和菓子コーナー覗いても、奥が深くてまだまだ謎だらけ。
でも新しい小さくて繊細なお菓子を見つけるとうきうきと買い込んでしまいます。(あぁ、だからダイエットが必要なの)

『小さなおうち』は大きな余韻を残す作品でした。
今もまだ余韻が残っています。

そしてはまったのが断捨離!
すっかり私もダンシャリアン!といいたいところだけどまだまだ。
でもこれを読んで以降、結構ものを捨ててすっきりしましたよ^^

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2010年7月に読んだ本 (読書メーター)

2010.11.02 *Tue
7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2871ページ

ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
ホータローが走る距離がゴールに近づくのと、物語のベールがはがれていくのが同時進行していて、ついつい読んでるこちらもスピードをあげたくなります。普通の人なら気付かないような些細な心の奥に潜む機微を描きだし、解きほぐしていく物語。人の気持ちは本当に計り知れないもの。だからこそ生まれるミステリーですよね。いろんな二人の距離が遠ざかったり縮まったり。省エネ主義のホータローだけど今回は最初から最後まで頑張ってましたね。まだまだ大きく外へは踏み出せず心に澱みを抱える彼の器用な中の不器用な面が愛おしくもありました。
読了日:07月30日 著者:米澤 穂信
オー!ファーザーオー!ファーザー
普通の高校生の由紀夫。でも彼にはとても個性的な父親がいる。それも一人じゃない。4人もいるのだ!誰が遺伝子的に父親かなんてものは誰も気にしない。その関係がちょっと羨ましくなるほど心地よい。登場人物たちが巻き起こすドタバタが面白くて読み終わる頃には一抹の淋しさも。それにしてもこの最強の四人の父親に愛された知代さんってどんな人なの?!と興味深々です。由紀夫が最後に見た白昼夢。胸苦しさとともに掛け替えのない家族の大切さを突きつけられたシーンでした。永遠じゃないからこそ宝物なんですよね。また彼らに会いたいです。
読了日:07月26日 著者:伊坂 幸太郎
コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)コンビニたそがれ堂 星に願いを (ポプラ文庫ピュアフル)
いつもながら懐かしくて温かい身近に起こる不思議な魔法。『星に願いを』は女性なら誰もが胸にきゅんとくるお話。『喫茶店コスモス』はちょうど電車の中で読んでいて、涙をこらえるのが大変でした。最後にはツイッターまで登場しておおっと思いましたが、時代や環境が変わっても、人の心の中に流れている温かさは変わらない、これからもずっとそうあってほしいと強く思いました。たそがれ堂にいつか自分も出会えたら素敵。でも、もし出会えなくても別の形で奇跡は訪れる、そう信じる気持ちが湧いてくる一冊ですね。
読了日:07月26日 著者:村山早紀
天地明察天地明察
碁打ちで算術好きの春海が改歴という天地を揺るがす偉業に立ち向かっていく。誤謬と明察の繰り返し。地上の支配という天下ではなく、宙にある天に挑んだ春海。天意という大きな設問に何度も何度も挑む春海と、彼を支えた多くの人々の想いに敬服しました。「精進せよ。精進せよ。」 彼に己の志を託し消えていった人々の温かい笑顔が忘れられません。今自分が当たり前のように思っているものが、人の手によって長い年月をかけて創り出された偉大なものであることを改めて実感しました。春海とえんの関係も素敵。
読了日:07月13日 著者:冲方 丁
にょっ記 (文春文庫)にょっ記 (文春文庫)
私たちと同じ場所、時間を歩いていても、穂村さんの目に映るもの、耳に入ってくる音は全く違ったものなのかも知れない。ありそうでなさそうなシュールな世界に口元が緩んでしまう。わき腹をこしょこしょとくすぐられる感じ。何ともこそばゆく、可笑しいのに哀しくなったりもする。言葉っていろんな色を持っているんだな、と改めて実感させられました。「うこん」にどきっとしたことはあるけど、「ちんすこう」にびくっとしたことはありませんでした(笑)
読了日:07月13日 著者:穂村 弘
シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
「見知らぬ人に冷たくするな。変装した天使かもしれないから」がモットーの実在するパリの書店が舞台。犯罪記者である著者がトラブルから逃げ出し、偶然転がり込んだのがこの書店。作家や作家を目指す人々が集まる不思議な空間。ノンフィクションですがまるで小説みたいに次から次に個性的な人が現れたり変な事件が起こります。苦労や挫折を背負いつつも皆気持ちの赴くままに自由に生きていて羨ましい。永住してしまうほど心地良く無いところがまた良いです。ありきたりな優しさは出てこないのに不思議と読み終わると温かい一冊でした。★x4
読了日:07月10日 著者:ジェレミー・マーサー
真昼なのに昏い部屋真昼なのに昏い部屋
表紙のゴヤの絵の美しい不気味さが、なんとも物語の雰囲気にマッチしています。ふわふわの小鳥のような主婦の美弥子さんと、そんな美弥子さんに恋をしているジョーンズさん。ですます調の丁寧で穏やかな言葉遣いで綴られる物語。ゆったり静かな心地いい空間が描かれています。でも美弥子さんが世界を飛び出してしまってから、その世界は一変。籠の中の鳥だったから彼女は魅力的だったのでしょうか。切ないというより悲しい。最後には残酷な恋の一面が強く残りました。★x4
読了日:07月09日 著者:江國 香織
古書の来歴古書の来歴
書物が焼かれるところでは最後に人も焼かれる--冒頭のこの言葉が頭から離れません。実在するユダヤ教の最古の祈祷本「サラエボ・ハガダー」。古書鑑定家のハンナが鑑定を進めるうちに、一冊の本が辿って来た数百年の過酷な運命の歴史が紐解かれていきます。蝶の羽やワインの染み・・・古書に残された小さな跡が凄惨で過酷な運命を物語っていて。命をかけて守り抜いた人々が起こした奇跡。胸が熱くなりました。ハンナの恋の話や稀少本をめぐる陰謀など、エンターテイメントとしても楽しめました。読み応えのある一冊です。★x5
読了日:07月09日 著者:ジェラルディン ブルックス
蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
不可能犯罪が多発する蝦蟇倉市を舞台としたアンソロジー第一弾。2より1の方が毒気がないかな。道尾さんの作品は小説ならではの言葉のトリックなどを細かく用いた王道ミステリー。ぞくっとくるような裏淋しい情景も浮かび楽しめました。伊坂さんの『浜田青年ホントスカ』。コミカルで小気味良いテンポながら実は残酷な結末へと進んでいくあたりはさすがといった感じ。残り3作品のうち2作品は、あまりにも無理やりなトリックでう~んと唸ってしまったものの、こういった作家の方同士が繋がって創り上げる企画というのは良いですね。★x3
読了日:07月09日 著者:道尾 秀介,伊坂 幸太郎,大山 誠一郎,福田 栄一,伯方 雪日

読書メーター


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随分、更新滞ってしまってます~。
7月…あんなに暑かったのが嘘のように秋を飛び越えて冬ですよね。
お風邪などにお気をつけてくださいませ。

7月は充実した内容の本ばかり!
『蝦蟇倉~』以外はどれも大当たり。
とても楽しく読ませていただきました。
『蝦蟇倉~』も伊坂さんや道尾さんなど楽しめたものもあるのですけど全体的に少し残念だったかな、と(ごめんなさい)。

米澤さんの古典部シリーズの最新刊は連載でも追っていたのですが、やはり通して読むと更に良いですね。
ブルックスの『古書の来歴』はとても重厚。江國さんの本は濃密。
伊坂さんの『オー!ファーザー!』は久々にさらりと楽しめる感じ。
『天地明察』は期待していたよりも地味ながら面白く、コンビニたそがれ堂新作はいつも通り温かい。
穂村さんのエッセイに爆笑。
パリのシェイクスピア書店訪問をいつかの目標に。

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2010年6月に読んだ本 (読書メーター)

2010.07.30 *Fri
6月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2915ページ

百瀬、こっちを向いて。百瀬、こっちを向いて。
4つの淡く透明感漂う短編集。『吉祥寺の朝日奈くん』がものすごく好みだったのでこちらも読んでみました。どれも今までも読んできたことがあるような、ごくありそうなお話なんです。でも何かが違う。ちくっと胸に刺さる切ない痛みが心地良い感じに織り込まれていて。どのお話も設定だけ読むと「甘っ」と言いたくなるのですが、不思議と甘くなく、ビターな感じ。『なみうちぎわ』が特に好きです。波の音と名前を呼び続ける少年の声が溶け合って切なかったです。
読了日:06月17日 著者:中田 永一
お友だちのほしかったルピナスさん (大型絵本)お友だちのほしかったルピナスさん (大型絵本)
なんとも不思議な髪形とぽやんとした表情のルピナスさん。淡く綺麗な色彩なのにどこかもの淋しい雰囲気が漂う絵に惹かれて手に取ってみました。街外れの花園の留守番役のルピナスさんと友達の鳥のロベルト。そこにミスター・ハンプティ・ダンプティと箱に手足の生えたパタコトン氏がやってきて。幻想的な世界の景色の中のつかの間の冒険。新しい友達も冒険も楽しかったけどやっぱりいつもの場所が一番幸せ。群青色の空に小さな丘が並ぶ景色が奇麗でした。(ドイツの絵本・矢川澄子訳)
読了日:06月15日 著者:ビネッテ・シュレーダー
叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
一人の情報誌記者が辿る地球上のどこかの足跡。強烈な生と死が、美しい情景の中に織り込まれていて圧倒されました。生きることの過酷さと儚さ、そしてその美しさと残酷さ。ミステリーだけどミステリーではない、新しい感覚です。どの作品も目の前にすーっとその情景が浮かんで来て5本の映画を観た後のような視覚的な余韻が残りました。これがデビュー作だなんて。今後がとても楽しみな作家さんです。★★★★★
読了日:06月10日 著者:梓崎 優
蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)
同じキャラを別の人が描き、同じ町を背景に次々と起こる事件の謎を追うというのは面白いコンセプトですね。どれも最後に背筋がぞくっと来るような終わり方。後味は決して良くないけれど、不思議とそれほど重くなく、楽しめました。もっと蝦蟇倉市ならではの土地勘を利用した感じになるのかなと思ってましたが、あまり冒頭の地図を楽しめなかったのが残念。米澤さん以外初読みの方ばかりだったのですが、「さくら炎上」と「密室の本」が良かったです。米澤さんの『さよなら妖精』のスピンオフが嬉しいサプライズでした。
読了日:06月10日 著者:秋月 涼介,北山 猛邦,米澤 穂信,村崎 友,越谷 オサム,桜坂 洋
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)
外国語を話せる猫のマドレーヌ。小学校一年生のかのこちゃん。二人の友情物語かと思ったら違うんですね。やられた!という感じです。優雅なマドレーヌと好奇心いっぱいのかのこちゃん。それぞれが毎日を大切に生きていく過程で、出会いがあれば別れがあって。そしてマドレーヌと玄三郎の二人の関係が、とても穏やかで眩しかったです。人間に化けたマドレーヌがかのこちゃんの腕を掴んで思わず発した言葉に涙が止まりませんでした。鹿男も出てきたり、茶柱にふいたり、とても可愛くて優しい物語。かのこちゃん、将来大物になりそうですね。
読了日:06月10日 著者:万城目 学
月と六ペンス (新潮文庫)月と六ペンス (新潮文庫)
「僕はもう描かないじゃいられないのだ」。芸術という目的のために、他人のみならず自己さえも犠牲にして顧みなかった男。嫌な男であり、偉大でもあり、そして誰よりも孤独だった男。安定した暮らしや妻子を捨ててまで彼が求めたものとは何だったのだろうと考えさせられました。彼が求めたのではなく、芸術が彼を求め、連れ去ったのかも知れませんね。語り手の「僕」の冷静な判断力とストリックランドの情熱との対比がとても面白く、そしてときに哀しく、見る者を魅了する芸術に込められた魂を見せつけられ圧倒され続けました。★★★★★
読了日:06月10日 著者:サマセット・モーム
太陽のパスタ、豆のスープ太陽のパスタ、豆のスープ
最初彼女の口の中のものはぱさぱさとして食べ物かどうかもわからないものだった。それが少しずつ味を取り戻していくのと同時に、彼女も自分自身でしっかり歩いていく道を取り戻していく。自分の「毎日」をつくっていくための鍋。その鍋で豆を煮る。どんな芽が出てくるのでしょう。挫折から起き上がり、再生へと少しずつ進んでいく女性の複雑で繊細な心の動きが細やかに描かれています。靴や歌、豆。自分たちの周りに溢れている当たり前のものが、突然自分を助ける大きな力となってくれるのを宮下さんの作品は教えてくれます。大好きです。
読了日:06月10日 著者:宮下 奈都
赤い指 (講談社文庫)赤い指 (講談社文庫)
事件の捜査や犯行の経緯を淡々とたどりこのまま終わっちゃうのかも?とちょっと拍子抜けしながら読み進めていたのですが最後にはしっかり落とし所があり、納得。犯人一家の親子関係。加賀刑事親子の関係。犯罪を前にして狂ってしまった愛。死を前にしても頑なに信条を貫く愛。何が正しくて何が間違っているのか。愛を前にするとわからなくなってきますね。やるせないです。ちりん、となる鈴の音が今でもずしりと心に圧し掛かってきます。★★★☆☆
読了日:06月08日 著者:東野 圭吾
吉祥寺の朝日奈くん吉祥寺の朝日奈くん
吉祥寺の書店にずらっと並んでいたので、知っている街並みが舞台なら楽しめそうと気軽に手に取ったのですが、ずっきゅんと打たれちゃいました。読んでいて、あ、好き好き!とどんどん嬉しくなるあの感じ。どの短編も最後にちょっと苦味の効いた隠し味が入れてあって、それが物語をとても愛しいものにしてくれています。登場人物たちも皆、何だか憎めない。短編なのに早くも情が湧いちゃうほど。さらりと読めちゃいそうなのに、ひとつひとつの情景を思い浮かべたり、せりふを噛みしめたりして時間をかけて読み終えました。
読了日:06月08日 著者:中田永一
カラーひよことコーヒー豆カラーひよことコーヒー豆
繊細な心を持って、真面目でたおやかな雰囲気が文章から感じられました。意外にも小心なところが多く、あのような凄い小説を書いている方とは思えない部分もあり、親近感が持てました。「小さな命に救われながら」や「本物のご褒美」はほんのり涙腺を刺激されたりもして。特に心に響いたのは「届かない手紙」。自分も出さなきゃと思いつつ後回しして出さなかった手紙がいっぱいあり、もし出していたらどんな手紙が届いていたのだろうと思いを巡らせながら読みました。
読了日:06月03日 著者:小川 洋子
オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴンオール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン
大好きなシリーズの第五弾。さらに賑やかさを増したバンドワゴン。相関図もどんどん枝を広げていきそうですね。この賑やかな一家にも、毎回、何らかの事件や不安な出来事は振りかかってきます。でも彼らなら大丈夫。そう思える強さと絆を持った家族に友人たち。だからいつも安心してページをめくることができます。一年ずつ年月は確実に過ぎ、変化が訪れます。サザエさんじゃないのですから当たり前なのですが、その変化が嬉しくもあり少し寂しくもあり、複雑な気分です。家の歴史はつづいていく。サチさんの言葉にはいつもはっとさせられます。
読了日:06月03日 著者:小路 幸也

読書メーター


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久々の更新になってしまいました。
もうすぐ7月が終わろうとしているところですが、6月に読んだ本のまとめです。

大好きな東京バンドワゴンシリーズの最新刊や宮下奈都さんの新作はもちろん、新しい作家さんとも出会えて良い月でした。
某作家さんの別名義ではと言われている中田永一さんの『吉祥寺の朝日奈くん』。
何というか大人のコバルト気分が味わえてとても良かったです。
きゅっと乙女心をつかんできます。
梓崎 優さんの『叫びと祈り』は秀逸でした。すごい作家さんが現れたなぁと今後が楽しみです。
モームの『月と六ペンス』も読みごたえあって(文章自体はとても読みやすいです)、ゴーギャンよりもゴッホ派な私ですが、とても興味深く楽しめました。

毎日暑い日々が続いてますね。
美味しいコーヒー片手に涼しいカフェで涼みながら本を読みたいものです。
それではまた♪

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