This Category : 東野圭吾

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東野 圭吾 「新参者」

2010.02.28 *Sun
新参者新参者
(2009/09/18)
東野 圭吾

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内容(「BOOK」データベースより)
日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。



あるひとつの殺人事件を追う課程で、様々な立場の人たちの人生に触れていく。
ひとつひとつのしがらみが解かれていくのと相反して、事件の謎は深みにはまっていきます。
ますますページをめくる手はとまりません。

人々の心のわだかまりを溶かしていった加賀刑事。

「刑事の仕事はそれだけじゃない。捜査だけじゃない。事件によって心が傷つけられた人がいるならその人だって被害者だ。そういう被害者を救う手だてを探し出すのも、刑事の役目だ。」

彼の言う、もうひとつの「被害者」の言葉が胸に響きました。

「洋菓子屋の店員」では涙が溢れました。

最後の最後まで裏方に徹するあたりが渋いです。
彼の大きな背中が見えた気がしました。

お気に入り度:★★★★☆
(2010年2月7日読了)

追伸: 阿部寛さんが主演でドラマ化決定なんですね!どんな加賀刑事になるのか楽しみです。

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東野圭吾 「パラドックス13」

2009.08.25 *Tue
パラドックス13パラドックス13
(2009/04/15)
東野 圭吾

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【内容】
運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。(Amazonより)



P-13現象。
3月13日13時13秒から13秒間。
時間が飛ぶ現象。

犯人を追っていた刑事、冬樹が目を覚ますと世界から人も動物も消えていた・・・。
その世界に何故か生き残った13人のサバイバルストーリー。
過酷な状況ながらも、息をつかせない展開と会話が中心なのであっという間にすいすい読めました。

生き残った人たちの中に警察官である兄弟がいるんですが、この兄弟のギャップがいい味だしてました。
兄、誠哉の、驚くほどの冷静さ。
そして正義感、人としての感情を優先する弟、冬樹。

生きていく希望や目標が見出せない中、過酷な環境で生きていく気力を持つことの難しさを感じました。
誠哉のように、アダムとイブになる覚悟まで考えるなんて私にはできないな~。

生き残った13人が皆、なんだかんだいってとても良識的な人達ばかりだからというのもそこまで重くなならなかった理由かも知れません。

ラストの展開はエンターテイメント作品としてはいいと思うのですが、描写が不十分で消化不良気味です。
せめて一ヶ月後のパラドックスの影響が明らかになる日まで描いて欲しかったです。

お気に入り度:★★★☆☆

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東野 圭吾 「夜明けの街で」

2007.12.26 *Wed
夜明けの街で夜明けの街で
(2007/07)
東野 圭吾

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【内容】
渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、去年のお盆休み明けだった。僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。その後、僕らの距離は急速に縮まり、ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。(Amazonより抜粋)



この作品は読み手によって大きく意見が分かれそうですね。
男性か女性か、既婚か未婚か、不倫経験有りか無しか・・・などなど。

主人公の男性が語り手であり、作者も男性ということで、恋愛部分においては実際こんな甘く都合のよい日々が続くのかな、と女目線からはかなり現実離れした内容に思えてしまったりして・・・。
東野さんの作品って「秘密」や「片想い」なども女性心理をうまく描いているのだけどどうしても男性からの視点というのを読んでいて感じることが多いのです。

家庭を大切にしてきた主人公がまさかの不倫におぼれ、しかもその相手はもしかしたら殺人者かも知れない・・・。殺人事件が絡んでくるため物語はそれほどまったりじっとりすることなく、意外にテンポ良く進んで読みやすかったです。二人の恋愛物語にも殺人事件の顛末においてもそれ程の意外性や衝撃も無く収拾してしまいますが、それでも読者に「読ませてしまう」ところは著者の力量でしょうか。

番外編の「新谷君の話」があったおかげで、このどうもぼんやりしてした一冊の物語がキュッと締まった感じがしました。実はこれが一番面白く、リアルな叫びが心に響いてきたかもしれません。

お気に入り度:★★☆☆☆

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東野圭吾 「予知夢」

2007.11.25 *Sun
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)
(2003/08)
東野 圭吾

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「探偵ガリレオ」の続編、帝都大学理工学部物理学科の天才教授、湯川学と草薙刑事の名コンビシリーズ2作目です。

特に前半の3作は前作よりもオカルト色が強く、いったいこれを湯川教授がどう解明していくのかぐいぐい引き込まれページをめくる手が進みました。いざ解明されてみるとそれがとても現実的で、かつ人の心の闇や深さを知らされる内容であったりして、気持ちの高揚が一気にどんと下の方に引き戻される感じを受けます。

特に「騒霊ぐ」は切なくて・・・。でもその切なさを本当にさらりと書き流しているので後からジワリと行間に隠れていたものが自分の頭の中で膨らんできたりして・・・余韻の残る作品でした。

陰陽師」シリーズのように短編であるところが、テンポ良く飽きも来ず、いろいろな湯川先生に会えていいですね。「容疑者Xの献身」は長編でしたが、また短編の湯川先生シリーズが待ち遠しいです。


「夢想る(ゆめみる)」+++
  ある家に忍び込んだ青年。彼はその家に住む少女、森崎礼美を17年も前から知っており、彼女こそ自分の運命の女だと信じていた。しかし礼美はまだ16歳。彼は礼美を生まれる前から知っていたというのだろうか?

「霊視る(みえる)+++
  ある友人の家で留守番をしていた男がふと窓の外を見るとそこにいるはずのない恋人・清美の姿が浮かび上がっていた。驚いた彼が急いで知人を清美の安否を確認させると何と清美は自宅で何者かに殺されていたのだった・・・。

「騒霊ぐ(さわぐ)」+++
  夫がある家を訪れたのを最後に失踪した・・・夫の行方を捜して欲しいと依頼された草薙。その屋敷の老女は夫の失踪した日に亡くなっており、今は親戚だという4人の男女がそこに住んでいる。毎日一定の時刻になると家を空ける4人。その間に家に侵入した草薙と妻だったが突然、家全体がガタガタと揺れはじめた。まるでポルターガイストのように・・・。

「絞殺る(しめる)」+++
  あるホテルの一室で何者かに殺された男。不振な殺され方と多額の保険金がかけられていたことが気にかかった草薙は、被害者の娘は前日の夜に工場にいる父親の周りで火の玉が飛んでいたのを見たという・・・。

「予知る(しる)」+++
  不倫相手の女性が目の前のマンションの一室で自殺をするのを目撃した男。一見、事件性はないように見えた事件だが、同じ女性が2日前に同じように自殺するのを目撃した少女が現れて・・・。

お気に入り度:★★★☆☆

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東野圭吾 「探偵ガリレオ」

2007.10.16 *Tue
探偵ガリレオ (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)
(2002/02/10)
東野 圭吾

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帝都大学理工学部物理学科助教授であり転載物理学者、湯川学がさまざまな事件の謎を解いていくシリーズの第一弾です。
5編の短編連作となっています。

「燃える」・・・深夜騒いでいた少年の頭から突然炎が・・・
「転写る」・・・少年が池から拾ったものはデスマスクだった・・・
「壊死る」・・・男性の心臓発作死、だが彼の胸には灰色の痣が・・・
「爆ぜる」・・・ある海水浴場で突然海から火柱があがった・・・
「離脱る」・・・幽体離脱した少年が見たものとは・・・

この湯川教授が天才ならではの頑固さというか天邪鬼というか融通のきかなさというか、何とも魅力的なキャラです。そしていつも事件を持ち込んでくるのが彼の友人の草薙俊平刑事。彼がまた冷静沈着でいて人好きのする感じでこれが湯川といいコンビとなっていて二人の掛け合いがまた楽しいんですね。
トリックは理系じゃない私には解明されても「はぁ、そうですか。へぇ、そんなことって起こるんだ!?こわ~。」という感じで衝撃の真実!なんて感じとは程遠いのですが、この科学社会、いつどこで同じような事件が起こってもおかしくないのかも・・・と思うと背筋が凍る思いもしました。
理系の人にはより面白く、そうでない人でも十分わかりやすく、両者共に楽しめる作品ではないでしょうか。読みやすいところが気に入りました。

お気に入り度:★★★☆☆

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東野圭吾 「容疑者Xの献身」

2006.07.11 *Tue
容疑者Xの献身 容疑者Xの献身
東野 圭吾 (2005/08/25)
文藝春秋

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*あらすじ*
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。(Amazonより)



図書館で半年待ち。やっと順番が来ました。

「容疑者Xの献身」

このタイトル、絶妙ですね。

刑事コロンボよろしく最初から犯人はわかっている。
そこからは容疑者達と刑事との攻防。
といっても、もうドキドキハラハラの連続!というのでもなく
意外にも地味で淡々としている。
しかしながら全く読み手を飽きさせることなく
ぐんぐんページをめくる手が進みました。

最後のトリック自体はそれ程斬新ではなかったかもしれない。
でも、そのトリックに込められた愛が驚愕でした。
痛かった。
泣きました。

天才数学者のトリックは完璧だったかもしれない。
でも愛する人の気持ちまでは解くことができなかった故の切なさでした。

評価:★★★★☆

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