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紺野キリフキ 『ツクツク図書館』

2010.03.29 *Mon
ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02)
紺野 キリフキ

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内容(「BOOK」データベースより)
つまらない本しか置いてない、ツクツク図書館。職員も建物もへんてこぞろい。弱気な館長、運び屋、語学屋、戻し屋ちゃん…そこにある秋、ひとりの着ぶくれ女がやってきた。女は働かないで、わがまま放題。だけど、図書館にある“伝説の本”の話を聞いて…?奇妙でかわいくってクセになる。キリフキワールド、いざ、開幕。



つまらない本しか置いていない不思議な図書館。
洋館を改造したこの図書館には、不思議な小部屋がいっぱい。

夜の押入の部屋とか、ねじの部屋とか、

ここでは不思議な職種の人たちが働いています。
語学屋に戻し屋に運び屋に何ともシャキッとしない館長。
新入りの女性の仕事はただ本を読むこと。


感動とは無縁の作品ですが、優しかった昔の飼い主のために本を読むギィの話は心にきゅっときます。
「足跡のしおり」も何とも可愛いのです。

とにもかくにも変な人がまきおこす変なお話。
意味があるのかといわれると全く無いかもしれません。
でも、変な会話が繰り広げられる独特の世界をひたすら楽しんじゃうと癖になってくる作品かも。

なんだか心の片隅にしっかりと居場所を構えてしまったような不思議な作品でした。
お時間が余ってましたら一度お試しあれ。

お気に入り度:★★☆☆☆ (2010年2月23日)

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門井慶喜 「おさがしの本は」

2010.01.13 *Wed
おさがしの本はおさがしの本は
(2009/07/18)
門井 慶喜

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内容(「BOOK」データベースより)
簡単には、みつかりません。この迷宮は、深いのです。生まじめでカタブツの図書館員が、お手伝いいたします。極上の探書ミステリー。



公立図書館のレファレンスカウンター担当司書が主人公のお話。
大崎梢さんの「配達赤ずきん」など、本にまつわる謎とき、さらに図書館が舞台とあっては期待に胸が膨らみます。

主人公の青年・和久山隆彦はN市立図書館に勤めて九年目。レファレンスカウンター担当になって四年。
彼のところには老若男女問わず、簡単な質問から無理難題まで様々な質問がやってくる。

謎解きと見せかけて、実は謎に隠されたエピソードに重点が置かれていたりするものですが、こちらの作品は結構謎そのものを説いていく方に重点がある感じがしました。しかも結構マニアックな謎だったりして。でも本好きなら楽しめるかな、と思います。


最初、この主人公の隆彦が何だか質問にくる利用者を小馬鹿にしてる感じが否めなくて鼻持ちならない感じがしましたが、いたって真面目すぎるほど真面目で堅苦しい性格ということで納得。でもあなたみたいな人がカウンターにいても質問しずらいよ~と自分も一利用者になってつぶやいてしまいました。

そんな謎解きの連作短編で終わるのかと思いきや、いきなり図書館そのものの存在を否定する館長就任により図書館存続の危機に。
図書館存続のために彼がひとはだ脱ぐことになるのですが結果はいかに。

実際、図書館の予算は削減されがちだったり、深刻な問題も存在しますが、描かれ方が極端で「図書館は廃業のきわみ」とまでの言われ放題にちょっとそれはいくらなんでも、と一人つっこみをしてしまうくらい。
更にその館長さん、主人公よりも断然本について博識だったりするから違和感いっぱい。だって、図書館や読書の重要性を十分に認識してそうなんですもの。政治はそんな簡単なものじゃない、ということを強調したかったんですかね・・・。
図書館の良さや必要性がもう少し柔らかく伝わってくるともっと良かったかな、と思います。

最終的な彼の行き先も含め、かなりしっくりこない部分もありましたが、全体的にはさらりと読めました。

図書館の必要性と行政との関係などについて考える良いきっかけになりました。
図書館のない世界なんて、個人的には耐えられそうもありませんから・・・。

また、レファレンスカウンターの存在を知らない方というのが結構いらっしゃるので、こういった小説で触れて、実際利用してみようかな!と思うようになったらいいな、と思いました。

お気に入り度:★★★☆☆

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劇団ひとり 「陰日向に咲く」

2007.07.27 *Fri
陰日向に咲く (幻冬舎文庫)陰日向に咲く (幻冬舎文庫)
(2008/08)
劇団ひとり

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【あらすじ】
お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。(Amazonより)



図書館ですごい予約数でやーっとまわってきました。
半年以上かかった気がします。

あの劇団ひとりさんが小説?エッセイじゃなくて?
いったいどんな内容でどんな文章なのか??
内容に期待というより興味の方が上でした。

一見、何のつながりも無さそうなこの5篇の短編集。

ホームレスに憧れる男の話~「道草」
売れないアイドルの追っかけをする男の話~「拝啓、僕のアイドル様」
自分に自信が持てないフリーター少女の話~「ピンボケな私」
ギャンブルで借金まみれの男の話~「Overrun」
お笑い芸人を目指す男に恋をした女の子の話~「鳴き砂を歩く犬」

どれもちょっと笑えて、何だか情けなくて、ほんのり心が温まる、そんな作品ばかりでした。全然構えずに読んでいたので不覚にも「Overrun」では電車で涙ぐんでしまい恥ずかしかったりも・・・。
「道草」のあたりではやっぱり書きなれてないんだな~という文章や流れの固さが目立ちましたが徐々に気にならなくなりました。内容の力でしょうか?ところどころ不要なエピソードが入っていてちょっともたつきもありましたが初めてにしてはなかなか良く出来てるのでは、と思いました。

最後にこの5つの物語の繋がりがすーっと開けて見える瞬間がいいですね。

お気に入り度:★★★☆☆

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